メンテナンス

完成!太鼓張り

2016年01月08日
去年注文して、到着をずっと待っていた障子紙がやっと届いたので、太鼓張りにチャレンジしてみました。

古い障子紙を剥がし、破れないという名前の障子紙を張って、一応去年の内に使える状態になっていました。
日本人なので一度はチャレンジしてみますしっかりしていて、難しい事と易しい事天井からの監督
張ったのはこちらの障子紙の桜吹雪です。
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本当の太鼓張りとは方法が違うと思いますが、破れない障子紙を外側に張ったので、今度は普通の障子紙を部屋側へ張ります。
使うのはこちらの同じく桜吹雪です。
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障子を外し、部屋側が上になるように台の上に置きます。
部屋側へ桜の模様が来るように障子紙をセットします。
部屋側の障子枠へはできれば糊付けしたくないので、縦框を紙で包み、紙の端が外側へ来るように張ることにします。大きさを確認し、障子紙を適切な大きさにカットします。

洗濯バサミで仮固定し、障子紙の端を縦框に糊付けします。
糊付け後も付くまで洗濯バサミで補助的に固定しておきます。
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台の下から、つまり、取り付けたとき外側から見るとこんな感じです。
先に張った破れない障子紙も見えています。
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糊が少し乾いて引っ張ってもはがれない程度になったら反対側も糊付けします。
できるだけ障子紙がピンと張るように引っ張りながら洗濯バサミで仮固定します。
前回と同じように、外側を糊付けします。
写真

糊付けした障子を立てかけて外側から見たところです。
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障子をはめてみます。
写真 写真
これでアンの爪から障子の組子をある程度守れるはずです。
普通の障子紙なので、直ぐに破れると思いますが、組子、框、桟などが少しでも守れればそれでOKです。

アンは・・早速桜の花びらで玉を取って遊んでいました・・・
障子の横の柱に毎日抱きつくので、柱も和紙で包めたらと考えています。