パソコン・電気製品

パソコンに殺されるかと思いました

2016年07月31日
10日ぶりの更新になってしまいました。

パソコンメイン機(Win7)が突然激重になったと思ったら、あれよあれよと言う間に立ち上がらなくなりました。
クリーンインストールを試みるも、一度目はインストールできたものの直ぐに使えないレベルに動作が重たくなってしまいました。
再度クリーンインストールをしてみるも、終に立ち上がらなくなってしまいました。

こうなったら運営しているビジネスの問い合わせにも答えられません。返信に時間がかかることをメッセージ表示するために、PCサブ機を立ち上げて設定しようとしたのですが、なんとサブも調子が悪く、なかなか立ち上がりませんでした。でもなんとか立ち上がった時にメッセージを表示でき、これで少し安心できました。

まだ立ち上がっていた時デフラグをしてみたら、一時的に良くなったこと、ファイルバックアップをしようとしたときI/Oエラーが何度も出たことから、ソフト的に壊れているのではなく、ハードウェアの何かが壊れているのではないかと判断、パソコンを購入した店に行ってみました。

その場で簡易診断(500円)をしてくれて、HDDは確実に壊れている、メモリ関係は100%チェックしているわけではないから大丈夫と断言はできないけどHDDを入れ替えたら直る可能性が高いと言われました。
かなりホッとしました。マザーボードだったらどうしようって思ってました。

で、修理には1日以上、2日はかかると思っていて欲しいとのことだったので(修理依頼機がずらっとありました)、急いでいるし自分でやることにしました。もしどうにも駄目なら持ち込んでOKかと聞いたら、それは大丈夫という返事だったので安心してチャレンジしました。
今はお金も興味もなくなってしまったのでやっていませんが、以前はHDDの交換なんて時々やっていたのでなんとかなるでしょう。

HDDを買って家に帰って、ケースを開けて入れ替えて、OSをインストール、ここまではなんともなかったのですが、はあ、その後が大変で・・・


ケースを開けたところ。私の足も写ってます。はい、それどころではありませんでした。


HDDって下にある~、ゲゲと思ったのですが、レバーでユニットが外せました。


ついでにボタン電池も交換しておきます。


当然アンもお手伝い。


自分が使いやすいように様々な設定をしているのですが、それを全て復元するのがもう大変。
PCだけならまだよかったのですが、使っているサーバーのOS入れ替えも同時に行われており、環境が変わるのでビジネスに利用しているプログラムが入れ替え後にもちゃんと動いているかチェックしなければいけない状況だったんです。

さあ、PCも立ち上がるようになったし、サーバーのチェックをしようかとPCの電源を入れたのですが、立ち上がらない!!!
プロファイルが壊れているとのこと、こんな時に!!!!!!!!
幸い管理者でログインできたので、完全ではありませんが、ユーザープロファイルを復元でき、ログインできるようになりました。

そして、やっと立ち上がってサーバーの確認・・・動いていませんでした。エラーが起こっている箇所がありました。
PCの環境が復元もできておらず、とにかく道具がない状況なので、確認も滅茶苦茶難しかったです。
もう何がどうなっているのか、さっぱりわからず、自分でも何をしてよいのか全くわかりませんでした。
ああやってとりあえず回避しようと思っても、それも許されなかったり・・
マウスを動かすたびに今までと何もかも変わっている状況で、本当に私のビジネスは終わった、別の事をして生きていかねばと本気で思いました。
それでも何とかエラーを回避(実はどうして回避できたのかその時はわかりませんでした。わかったのはかなり後です。)、最低限は動いている状況にもっていけました。

ホッする間もなくPCの環境復元です。実生活に置き換えると、鋏がないので手で紙をちぎっているという状況が至る所で起きている感じ(もっとひどいけど)です。

まずはMSがリリースしているセキュリティ更新プログラムをインストールしなければ危ないので、更新プログラムをチェックさせようとするも、何時間たっても終わらず。
調べたら、クリーンインストール後はチェックができない状況になるそうで。以前は大丈夫だったそうですが、最近はチェックできなくなっているそうです。
本当は危険だけど、とりあえず後回しにして、環境を復元していきました。

自分の覚書にとこのブログに設定方法を書いていたので、それを見ながら復元しました。書いておいて良かった~!!

プロファイルが壊れてログインできなくなって以来、PCが怖くなってしまいました。怖いなんて初めてです。ああ、楽しく使っていたのに、あの頃が懐かしいです。古き良き時代という感じです。

怖いのであまり立ち上げず、しばらく放っておいたのですが、そうもやっていられないと思い、再度更新プログラムをなんとかインストールする方法を調べました。
Windows Updateに時間がかかる問題の解消方法2016年7月版を読んで、勇気を振り絞って実行してみました。

何とかインストールできました(T T)(T T)(T T)(T T)(T T)(T T)(T T)

ああ、やれやれです。これで少しは安心してインターネットに繋げられます。
Win10のこともあるので、インストールするのはセキュリティ関係だけにしました。もう無料期間は過ぎているけど、何されるかわかったものではないですから。余計なことはしない、しない。

まだ完全に恐怖心が無くなったわけではありませんが、ブログを書こうという気持ちにはなれました。


何が起こっていたのかよくわからないという方のために、実生活に置き換えてみますと、
家に帰ってみたらあるはずの家がなくなっていて、
やっとの思いで別荘に行ってみたらそこも半分壊れていて、
他人の家に仮住まいさせてもうことになり、
外に出ようとしたらドアノブが壊れ、
直さなくては外に出られないので工具を探そうにも他人の家でどこにあるかわからず、
探していたら停電になり、
手探りでやっとドライバーだけは探し当て、
懐中電灯も何とか探し当て、
ドアに戻って懐中電灯を口に銜えてノブを直し、
これで出られるとドアを開けようとしたら今度は扉全体が壊れ、
ドライバーだけでは直せないのでまた工具と材料がないか停電の中更に探し、
ドアを直してやっと外に出られた、
といったところでしょうか。

今やっとドアの開け閉めができ、恐る恐る出入りができるようになったところです。
サーバーでエラーが起こっていたのも、きちんと精査して今後のソフトに回避コードを入れるかどうか考えなくては。
こんなに苦労して恐怖を味わって、やっとスタート地点です。いえ、まだ完全に環境が元に戻っていないんですよね。使いにくいところがまだまだあります。

本当にPCに殺されるかと思いました。これがここ1週間ほどの間に起こっていたことです。今度ばかりは心底嫌になりました。
パソコンが壊れたくらいで、と思われるかもしれませんが、私のような仕事をしている者にとっては生命線なんです。いかに頼っているか、今回のことでよくわかりました。