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コブハクチョウはニンジンも食べます

2009年05月10日
プランターで育てているニンジンですが、根っこより葉っぱが立派で、とても食べ切れません。バイオ生ゴミ処理を買えれば肥料にできるのですが、そんなお金もなく、処理に困ってます。ゴミに出すのもねぇ。自分で育てたので忍びない。

これを白鳥が食べてくれれば言うことありません。

ということで、試しに食べさせてみることにしました。キャベツの外側の食べない葉っぱと、ニンジンの葉、折れてしまったブロッコリーの苗を刻んで持って行きました。嫌なら食べないでしょうし。

白鳥の親子にやるつもりだったのですが、行ったときはおなかがいっぱいだったらしく、小屋で休んで出てきませんでした。

そこで、他の大人の白鳥にやってみることにしました。

キャベツはいつも餌としてもらっているので、食べることはわかっています。問題はニンジンの葉です。ちょっと苦いし、嫌いかもしれない。

一枚投げ込んでみると、我先に、ほとんど喧嘩腰で食べました。よかった! 白鳥に持ってきてやれば、無駄にならずにすみます。

ちょっとずつやっていると、強い白鳥が、弱い白鳥をつつきまわして、食べさせないようにしています。やられているのはおそらく、去年生まれた雛です。

なので、できるだけ広範囲に餌が広がるように投げてやりました。

ところが、ご飯の途中で、みんな一斉に背を向けて泳いで行ってしまいました。白鳥の世話をしておられるおじいさんが来られたのかと思って見渡したのですが、姿が見えません。

すると、なんと! お父さん白鳥が、羽を立てて猛スピードでこちらに向かって泳いできていました。小屋で休んでいたはずなのに!

他の白鳥たちは、ひとところにかたまって小さくなっています。

これで十分だと思うのですが、お父さん白鳥は声を上げて威嚇しながら、集団の中に突進です。
哀れ逃げ惑ってました。
それでもなお追いかけるお父さん白鳥。羽を広げて、水面を走るように(本当に後ろ足で水面を走っている)して追いかけまわしてました。
なにもそこまでせんでも・・・

弱い白鳥をつついていた白鳥も、お父さん白鳥には全く歯が立たない様子です。
三十六計逃げるにしかず、です。

お父さん白鳥も、それ以外の白鳥も、食事どころではありませんでした。

白鳥の親子

帰りにお城で草木の写真をちょっと撮りました。
モミジの実 モミジ カナメモチ