写真

今日は弟の・・・

2010年12月17日
今日は弟の結婚式、もとへ誕生日です。
結婚式を誕生日にやることになったので、誕生式と誕生日パーティをやるそうです(もちろん実際は結婚式)。
なので、東京まで行かなければいけません。

初めは新幹線で行くつもりだったのですが、結局飛行機で行くことに・・・ 安さに負けました。
飛行機は初めてです。できれば一生乗りたくなかった!!!
足が地に着いていないなんて考えられない。

楽天トラベルで、JALパックを両親の分も入れて3人分予約しました。
パックなので、ずいぶん安いです。
ちょうど岡山空港と広島空港の中間地点である福山に住んでいるので、どちらの空港でもよかったのですが、岡山からの方が今回は便利ということで、岡山空港から出発です。

空港までは高速で移動です。
飛行機に乗り込んだまではよかったのですが。
離陸するとき、当然ものすごく加速します。人間の認識できる速度を遥かに超えてます。
当然新幹線より早い! そんな速度は初体験です。怖い!!!
そして、う、浮いてる~~~~ぅ!

次に窓の外に見たのは、谷底でした。
しかも私のいる側を下にして、旋回しているときでした。
岡山空港は山の中にあるので、おそらく山と山の低い場所がいきなり見えたのだと思います。なんて運が悪い・・・ 私には断崖絶壁に見えました。血の気が引くとはこのことです。頭がクラクラしました。
人類は何が楽しくてこんな乗り物を発明したのか???

一旦上空へ上がってしまうと、なんということもなく、むしろ、本当に飛んでいるの? 失速しているんじゃぁないでしょうね、と思うほどスピードは感じません。

やれやれと思っていると、機内サービスに来てくれました。
緊張のあまり、喉が渇きました。

やがてものさしで線を引いて作ったような町が見えました。
そらく京都でしょう。碁盤の目のようです。このときはまだ写真を撮る余裕まではありませんでした。

そして海に浮かぶ飛行場がみえました。
名古屋のようです。
名古屋空港

そして、飛行機での唯一の楽しみ、富士山です。
富士山近くも晴れる予報だったので、おそらく見れるでしょう。
そのために、富士山の見える側の席を調べて予約しました。
飛行機からの眺め
ANAもJALも同じです。

そして、これが飛行機から撮った富士山です。
飛行機から見える富士山 飛行機から見える富士山 飛行機から見える富士山

飛行機から見える富士山 飛行機から見える富士山 飛行機から見える富士山

飛行機から見える富士山 飛行機から見える富士山 飛行機から見える富士山

飛行機から見える富士山


よかった見れて。見えなかったら怖い思いしただけになるところでした。

富士山が後方になり見えなくなってすぐ着陸です。
千葉のほうからぐるりと回って降りていきます。
むしろ着陸の方が怖いと聞いていましたが、揺れること以外は全然怖くありませんでした。
だんだん下がってきたなぁ、という感じです。滑走路近くでは工場の屋根が近くにあり、高さ的にはぶつかるな、と思いながら見てました。

それにしても飛行機がいっぱい!!
空港だからねぇ。

無事飛行機を降り、昼食を摂ってバスで移動しようと歩いていると、母が酔っていました。
私が離陸の直後ヒエ~ェと騒いでいたので、何とか大丈夫と思わせようとして、自分が気分が悪くなってしまったようです。すまないねぇ。

ということで、軽く食事を摂りました。
父が先に食事がすんだので、JALパックで取った宿泊所に泊まらないことを電話で伝えてもらうことになりました。
喫茶を出たところで電話していましたが、店内にも声が聞こえてました。
もうちょっと静かに話をすればいいのに、と思っていると、電話を切って入ってきました。そして険しい顔で、「キャンセル料がいるって言ってるぞ」。

当日キャンセルなので、宿泊料の80%。1人4650円だと言われたようです。
頭真っ白です。
でも、バスの時間があるので、とりあえず店を出ました。

一呼吸置いて、バスを待つ間考えます。
おかしい、いくらなんでも、おかしい。
父に確認。JALパックだと伝えた? 代理店は楽天トラベルだと言った?
ちゃんと伝えたようです。
いくら言っても、全く聞く耳を持ってもらえなかったようです。
しかも、「当日キャンセルは8割もらう。まだ宿泊費を払っていないから4650円×3人分払え。銀行振り込みにするか。」と高慢な態度で、攻め立てられたようです。

もう一度確認しましたが、パックには航空チケット代、宿泊費(食事付きの場合は食事代も)となっています。
含まれているんだよ。ホテルがなにか勘違いしているということになりました。

再度ホテルに電話すると、今度は別の人が出て、「分かりません」の一点張りだったそうです。
父はホテルに対して相当怒ってましたが、なんとか落ち着かせます。

とにもかくにも式場へ行かなければいけないので、その場は捨て置きバスへ乗りました。

気持ちを切替てホテルに入ります。
ロビーの方へ歩く途中、偶然弟が!! これから着替えるようです。
かなり緊張してました。

私たちはチェックインして、部屋で着替えをすませます。
着替え終わったら、親族控え室へ行きました。

花嫁さんのほうの控え室へ行くと、かわいらしくできあがってました。
何枚か写真を撮りました。

花嫁さんのお父さんが来られなくなった上、お母さんと弟さんも乗っていた電車に急病人が出て、電車が動かなくなり、今やっと電車を降りてタクシーを飛ばしてもらっているという連絡が・・・
間に合えばいいけど。間に合わなければいくらなんでも花嫁さんがかわいそう、と思っていたのですが、なんとか間に合われました。よかった。

式の前にリハーサルです。
弟はタダでさえ緊張しているのに、ドレスを踏まないように、滅茶苦茶気を遣ってました。同じ側の手と足が動くようなことはありませんでしたが、そうとうぎこちない動きでした。
リハーサルはどこから写真を撮ってもいいと言われていたので、バージンロードや祭壇の上に上がったり、しゃがんだり好きなところから撮影しました。

そしていよいよ本番です。
本番は自分の席から撮れる範囲で撮ります。
リハーサルで撮れなかったウェディングキスは絶対はずせません。
そのときが近づいたら、シャッター半押しで、じっとスタンバイです。
親父の白髪頭が邪魔でしたが、なんとか撮影に成功。
後で見た弟は「うおお。決定的瞬間!」と照れてました。

しかし、難しいものです。
・動きがある。止まって!が効かない
・想定していたよりチャペルが暗かった
光量が大きいと、フラッシュの連写速度が遅くなるのですが、なかなか次のシャッターが切れるようにならず、焦りました。
なにしろ結婚式そのものが初めてです。
人間を撮るのも初めてです。
反省点は多々あります。次の機会に活かすよ、と言えないのも残念。

写真はともかくとして、とてもいい式でした。