ミミ(耳)

初めての注射

2013年12月18日
家で猫に注射することにしたので、今日は初挑戦です。

補液を40℃くらいに温めます。買い物袋などに入れて、お風呂に入るとき浸けてから入るように言われました。家でやっていて一番多い事故は温め過ぎて犬猫が火傷することだそうです。間違っても電子レンジで温めないように言われました。電子レンジはやらないな・・・思いつかないし。
鍋やポットのお湯を使って温めるよりも、お風呂が簡単なので獣医さんのお薦めでした。

お風呂に補液のパックを浸け、緊張しながらお風呂に入りました。

注射と言っても、点滴パックです。セットしなければいけません。お風呂から出て、説明書を読みならが、獣医さんのところで聞いたことを思い出しながらセットします。

輸液セット(パックに刺し、液がポタポタ落ちる部分や針が付いている部分)を袋から出すのもおっかなびっくりです。どこから開けるんだぁ、手で触ってもいいのかぁ、とドキドキしなから出しました。

輸液セットのキャップを外すと針が出てくるのでパックに刺します。パックのゴム部分にINが2つ、OUTが1つあります。獣医さんはどこでもいいと言われたので、OUTに刺しました。

クレメン(滴下する液量を調節する部分)を閉めます。

点滴筒をを押してパック中の液を筒に入れます。これで液がポタポタと落ちているのが確認できる状態になります。

注射針を太いものに差し替えるように言われているので、差し替えます。

クレメンを開けて針の先から液を出します。

これで準備完了です。

おっと、消毒脱脂綿も出しておかなければ。置いておく所を消毒して、脱脂綿を置いておきます。

いよいよです。液が漏れ出ても大丈夫な場所で、ちゃんとドアが閉められて猫が逃げられない場所、洗面所で実行することにしました。
寝ている猫を布団から出して、洗面所に連れて行きます。

最低でも2人いれば猫を押さえる係、注射を刺したりコントロールする係と、分担できるのですが、1人なのでどうしたものか・・・

まぁまずは胡坐をかいて、猫をその上へ乗せます。肩あたりを消毒します。皮膚を摘まんで針を・・・
ひぇぇぇぇぇ、体に対して針が太いぃぃぃぃ。
絶対痛い、これは人間でも痛い・・・

案の定すごい声を出して逃げようとします。しかも針を持っている手の方へ逃げようとするので、とても危ないです。針が目に入りはしないかと気が気ではありませんでした。
かわいそうに、何度も失敗してしまい、何度も刺す羽目になりました。でもなんとか刺すことができました。
クレメンを最大に開けて、全開で補液を入れます。
ここでパックを手で押せば早いと言われているのですが、とても押せる状態ではありません。手で押そうと低い位置に吊り提げていたため液が落ちるのが遅い、遅い。
早く落ちてくれ~~~~~

なんとか150mlほど入れることができました。
最後は猫がじっとしていられなくなり、動いて針を外してしまいました。それを機に本日分は終了です。消毒脱脂綿でよく揉んでやります。

猫も震えていましたが、私の足も震えていました。気を失うかと思いました。針を刺す時、気が遠くなりかけました。
注射終了後、かなり落ち着いてからは、頭痛が襲ってきました。

フラフラしながら寝室に戻ると、猫が寄ってきました。『ねぇ聞いてぇ、すごく酷い目に遭ったの』と言いたげでした(希望的観察・・・)。

どうやら猫に嫌われた感じではないので、やれやれです。

これから毎日続きますが、とりあえず初日終了です。