アン(足)

ウールサッキングそしてお目文字

2014年12月22日
猫に何度も誤飲誤食をさせるなんて恥ずかしい、と思っていたので、どうしようか悩んだのですが、あまりに早すぎる母猫との引き離しの弊害を知っていただきたいと思い、思い切って書くことにします。
これを読まれた方で、生まれた子猫をどなたかにとご予定で、かつ親猫がちゃんといるのでしたら、親離れ(親離し)は動物愛護法にもあるように、3ヶ月を過ぎてからにしてくださいね。
アンは生後1ヶ月で家に来ました。来た時はまだ離乳前、自力排泄もできない状態でした。


一昨昨日は私が結構酷い片頭痛でした。
薬を飲んで2時間、ウンウン言ってました。吐き気はするし、目を開ければ世界は回るし・・・

で、その間に起こったのが、ウールサッキングです。
今回は酷かったです。今までは、縫い包みとか、スポンジなどの端っこを少し、一番量が多かったはヘアゴムでした。今回は毛布です。5cm四方くらい食べてしまいました。
私がベッドに横になり薬が効くのを待っている間、アンがおもちゃを運んで来て、ベッドで遊び始めました。そのおもちゃはアンは食べるような物ではなかったので、安心していたのですが・・・
おもちゃだと思っていたら、いつの間にか毛布を噛んでいたようで、薬が効いて起き上がってみると、毛布が5cm四方噛み切られてました。

何か・・・オーストラリア大陸みたい。
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なんて言っている場合ではない!!!

もう自分の頭痛どころではありません。
アンの口を確認、残っていないし、切れ端も見えません。
この4月に他界したミミの遺影に手を合わせていました。
「妹アンを守って。」

『また、ですか。世話の焼ける妹だなぁ。』
夜中だったので様子を見ることにしましたが、獣医さんに駆け込みたくなる大きさです。
ですが私の心配をよそに、元気一杯、食欲もいつもと変わりませんでした。

結局そのまま様子を見ていると、一昨日、というか昨日の朝早く、下から出ていらして、お目文字がかないました。
こよりのように丸まり、ご本尊に包まれて出ていらっしゃいました。
ご本尊を取り除き、綺麗に洗って大きさ確認です。

おそらく全て、出ているであろうことが確認できました。

ちゃんと出てくれたので良かったですが、場合によっては命にも関わるウールサッキングです。十分に気をつけなければいけません。
やられる度、絶対次は阻止するぞ!と思うのですが、なかなか完璧にはいきません。
今危ないのは、半纏と敷布団です。

最近掃除やらなにやらで一緒に遊ぶ時間が少なかったなと思って、ストレス発散になればと一緒に遊んだのですが、それでもまたやりそうになりました。まあそう直ぐには止めないよね。
これがその時の動画です。ってビデオ撮ってる場合じゃない!
ビデオ
(動画 35s)
縫い包みを引き離しました。結構凄い顔してます。鼻にしわ寄せて、本気で噛んでます。

食べるまではいかないのですが、気になってしきりに噛むのは、冬服になってから増えました。セーターとかトレーナーとか、気になるようです。着ていたトレーナーにいきなり思いっきり噛み付かれ、その下に私の肉が・・・ってこともありました。1日たっても腕が痛いくらいの強さで噛まれたこともあります。

nekopedia ネコペディア
の対処法を少しずつやってみようと思います。

早すぎる親離れだけがウールサッキングの原因ではないかもしれませんが、決していいことではありません。
自分からもういいと言うまで人工授乳させましたが、やはり悪影響があるようです。生まれた子猫をこれから里親さんに、と考えておられる方、どうか3ヶ月までは親元で育ててください。