アン(足)

アンのお城を購入

2014年09月21日
アンのお城を購入です。と言っても、購入したのはずいぶん前です。
お城って?と思われた方、ケージのことです。ケージ、つまり檻って言うとどうにも素敵ではないので、お城と言うことにしました。

というわけで、『お城』という言葉に似合うように、素敵な所にしなくてはいけません。

自作することも考えたのですが、アンはかなりのスポーツガールなので、おそらく壊します。おとなしくじっとしている子なら自作でも大丈夫かもしれません。あまり子猫っぽくないけど。

買ったのは、アイリス・オーヤマのプラケージ813です。

1段(プラケージ810)も2段(プラケージ812)もありますが、猫は上下が必要なので、3段を購入です。実はこのケージ、1段にも2段にもできるのです。組み立てた後だと一部ばらさなければいけないのが面倒ですが。

床面積がもう少し狭いタイプもあります。600シリーズです。床面積は幅約62×奥行約47です。
800シリーズは幅約82.5×奥行約56.5です。

置き場所が確保できるのであれば、床面積が広いほうが使いやすいと思います。ケージで過ごす時間が長いならなおさらです。おもちゃなんかも入れておいてやれるようになります。
床面積が狭いタイプは、上の段から飛び降りたとき側面で顔を打ちそうになる猫もいるようです。補助段を付けて階段状にすると降りやすいと思います。
800シリーズも600シリーズも1段の高さは同じですから、あまり運動神経のよくない猫の場合、補助段を考えた方が良いと思います。この辺りは愛猫とご相談です。

高さは床面積ほど問題にはならないでしょうから、3段がお勧めです。3段あるとキャットタワーのように登って遊ぶこともできます。
ただし、ジャンプがあまりできない赤ちゃん、年寄り、病気や怪我の時は上の段へ行けないようにする工夫が必要かもしれません。

このケージ、1つ難点があります。それは、結構なお値段するということです。もっと安いケージも色々あるのですが、それらにはもっと決定的な欠点があります。
それは、『子猫なら隙間から抜け出る!!』ということです。散々調べました。ですが、どのケージにも『夜子猫を入れて寝たのに朝部屋の中を走っていた』とか『隙間から頭をクリクリ、スルッと出た』などのレビューがあるのです。商品の注意書きにも『子猫なら抜け出る可能性有り』と書いてあるものもあるとか。アンより大きな猫も脱出しているのです。側面と扉の隙間から出るのだとか。隙間を塞いでおられる方もおられるようです。
隙間から出られるなんてケージの意味ないよね、ということで、高いけど800シリーズに決定です。このケージだけは抜け出たというレビューはありませんでした。これなら子猫でも大丈夫と書いておられた方もおられ、一番大丈夫そうだと判断しました。

組み立てたのがこんな感じ。一番下の段の入り口は開けています。

4人家族用の冷蔵庫くらいかな。中がすかすかなので、圧迫感はありません。
組み立ても簡単です。女性一人で楽々でした。背が低い人は、3段目を組み立てるときは脚立のような物がないと難しいです。

アンが乗るとこんな感じです。


このケージで唯一不安だったのが、キャスターにストッパーが無いことでした。ですが、心配したように動いたりはしません。地震の時は動くかもしれません。心配なら鎖などで壁や天井に固定、キャスターを受け皿タイプのストッパーに入れるなど工夫が必要になります。
キャスターのおかげで家中を自由に動かしています。高さもドアや引き戸より少し低いので、全く問題なく部屋を行き来しています。

実はケージ、元へお城としての利用だけでなく、他の事にも利用する予定です。他の事への利用やお城のカスタマイズは追々ご紹介します。