パソコン・電気製品
無停電電源装置(UPS)になるポータブル電源を購入
2025年12月07日
災害時などの停電に備え、ポータブル電源を購入しました。
今までは父が2台持っているので何とかなるかなと考えていたのですが、古いし容量が少ないので私も買うことに。
色々調べていく内、いくつかのポイントが見えてきました。
■ 出力(瞬間)
どうせ買うなら色々な家電が使えた方がいいです。出力が大きい家電はバッテリーを食うので長時間は使えないと思いますが、それでも使えるのと使えないのでは差があります。
日本の家電は全て1500W以下だそうです。つまり1500Wあればどの家電でも使えます。ただし、使い初めの一瞬だけ大きな電力がかかる(瞬間出力)ので電源がそれに耐えられないとダメです。瞬間出力は2000Wあれば十分なようです。家電ではなく特殊な電気製品は1500W以上の物もあるので使う場合は要注意です。
■ 重さ
何といっても気になるのは重さです。屈強な方なら気にならないかもしれませんが、私の場合20kgを超えたらかなりきついです。できれば10kg以内が楽に運べますが、持ち手もあるし15kgくらいまでが理想です。
■ 100%充電保管可能
通常はバッテリーを守るために、80%くらいの充電で長期保管しなければいけません。これを100%充電で長期保管できるように改良した製品があります。
もちろん100%保管できるバッテリーがいいです。80%(実際には放電してもっと低くなる)では心許ないですが、100%保管できれば心強いです。
■ 無停電装置の代用になる
100%充電保管を調べていて、無停電装置の代用になる製品も存在することを知りました。PCをフルに使う仕事なので、これは有難い!
しかも、この機能があれば普段使いできるということ。普段使いできない機種の場合、半年に1度くらい仕舞っている電源を出して充電を確かめ、80%くらい充電してまた仕舞う・・・いつか嘘になります。そして放電しきってしまってバッテリーを傷めるのが落ちです。
普段使いのもう1つの良い点は、常に100%充電しているということです。
UPSとEPSがあります。違いについては
UPS付ポータブル電源・EPS付ポータブル電源って何?どう違うの?|備えるアリーナ
が分かりやすいかも。結局切り替えまでの時間の違い??
■ 種類
現在の主流はリン酸鉄です。かなり安全になってきているそうです。
更に安全な半固体リン酸鉄も出始めているけど、選択肢はまだあまり多くないです。
■ 回収
自治体での回収が基本だけど自治体が回収しない場合、使い終わった電源を回収してくれるメーカーがあります。
環境に負荷をかけないように処理が必要なので簡単に廃棄できないため、とても有難いサービスです。
廃棄する時にメーカーがあるのか、まだサービスを継続しているかはわからないけど、現時点でやっているメーカーを選ぶと安心です。
■ 充電方法、ポートの種類と数など
普段から野外などでバリバリ使う方は気になると思います。そういう方はどのポートが何口欲しいとはっきり言えるのではないでしょうか。
逆に言えない方は、どの製品でもあまり不便は感じないのでは?と思います。私は正直そこまで分からない・・・です。
■ 拡張
将来容量を増やしたいと思ったときに拡張用のバッテリーを用意しているメーカーがあります。
ですが本体がないと充電や使用ができないメーカーもあるので、拡張バッテリーではなく本体を2台買った方が使い勝手が良さそうなメーカーもあります。
私が拡張したくなるのは、1台を使いながら、もう1台を太陽光充電する、というケースな気がします。
良さそうな商品をざっと挙げてみると4商品、更に絞り込んでEcoFlow DELTA2とAnker Solix C1000が残りました。
さて、ここからどうやって絞っていくか・・・
両方に良いところと、ちょっと気になるところがありますが、どっちを購入しても満足すると思います。
EcoFlow DELTA2
EcoFlow(エコフロー)公式サイト | ポータブル電源 EcoFlow Japan
今はもうDELTA3が発売になってますね。この記事を書いている時点でDELTA2がセールになっています。
楽天

Anker Solix C1000
Anker (アンカー) Japan 公式オンラインストア – Anker Japan 公式オンラインストア
楽天

Amazon

無停電電源装置としての機能が上なのはAnker Solix C1000です。
こんな動画を見つけました。
防災に最適!全部入り&運用が楽すぎるポータブル電源|Anker Solixシリーズ・超詳細レビュー[そなえるTV・高荷智也]
何とPCで実験されたそうで、ありがたや。PCも大丈夫そうです。他でもPC以外でテストされている動画がありました。
EcoFlow DELTA2は正面にUSBポート、背面にAC、シガーソケットと特殊な配置になっています。これがとても使い勝手が良いケースがあるとのことですが、我が家は残念ながら使いにくいケースかも。
ソーラーパネルの回収もやっているとは書かれていませんが、直接問い合わせたらAnkerはソーラーパネルの回収もしてくれるそうです。
回収してもらえない場合、自治体が回収してくれればいいのですが、無理な場合自分で手配することになると思います。
ソーラーパネル廃棄参考動画 ⇒ ソーラーパネルの選び方と失敗談:電気代0円を目指すための選び方と見分け方
先日岡山の会社がリサイクル技術を開発したと聞きましたし、廃棄しなければいけない頃にはもっと事情が良くなっているといいな。
結局Ankerに決定しました。Ankerはアフターサポートが丁寧で人気があるみたいです。
● Anker注意点
5年保証を得るためには、正規代理店で購入する必要があります。
Anker Japan 公式オンラインストア、アンカー・ダイレクト楽天市場店、Amazon AnkerDirectです。この他にもリアル店舗でも代理店があるそうです。
5年保証以外にも色々安心&お得があるので、正規代理店での購入をお勧めします。
メールアドレスの変更には注意が必要です。ちょっと変わった仕様になっているみたいで、私はとても苦労させられました。アドレスを変更する人ってあまりいないのかな?
● Ankerお得情報
年に何回かセールをしているようです。私は夏のセールで買いました。
セールの時期にはYouTuberさんたちが更にお得になるクーポンを配っておられます(YouTube以外でも配っておられると思います。私が見つけたのはYouaTubeでした)。Getすれば更にお得に購入できます。
(クリックで画像拡大)
YouTubeで購入したい製品を検索し、クーポンが記載されている動画を探します。

概要欄にクーポンコードを記載してくださっています。

購入時にコードを入力すれば適用されます。画像はAnker 公式オンラインストアです。カート内で入力できます。

クーポンを使ってAmazonPayで支払う場合、AknerとAmazonのメールアドレスが一致していないと適用になりませんでした。これも泣かされました。
3色展開されています。女性にはベージュが人気だそうです。
楽天
ダークグレー

ベージュ

ブラックは楽天にはないようです。
Amazon
ダークグレー

ブラック

ベージュ

最初に候補に挙がった2機種も載せておきます。
今までは父が2台持っているので何とかなるかなと考えていたのですが、古いし容量が少ないので私も買うことに。
色々調べていく内、いくつかのポイントが見えてきました。
■ 出力(瞬間)
どうせ買うなら色々な家電が使えた方がいいです。出力が大きい家電はバッテリーを食うので長時間は使えないと思いますが、それでも使えるのと使えないのでは差があります。
日本の家電は全て1500W以下だそうです。つまり1500Wあればどの家電でも使えます。ただし、使い初めの一瞬だけ大きな電力がかかる(瞬間出力)ので電源がそれに耐えられないとダメです。瞬間出力は2000Wあれば十分なようです。家電ではなく特殊な電気製品は1500W以上の物もあるので使う場合は要注意です。
■ 重さ
何といっても気になるのは重さです。屈強な方なら気にならないかもしれませんが、私の場合20kgを超えたらかなりきついです。できれば10kg以内が楽に運べますが、持ち手もあるし15kgくらいまでが理想です。
■ 100%充電保管可能
通常はバッテリーを守るために、80%くらいの充電で長期保管しなければいけません。これを100%充電で長期保管できるように改良した製品があります。
もちろん100%保管できるバッテリーがいいです。80%(実際には放電してもっと低くなる)では心許ないですが、100%保管できれば心強いです。
■ 無停電装置の代用になる
100%充電保管を調べていて、無停電装置の代用になる製品も存在することを知りました。PCをフルに使う仕事なので、これは有難い!
しかも、この機能があれば普段使いできるということ。普段使いできない機種の場合、半年に1度くらい仕舞っている電源を出して充電を確かめ、80%くらい充電してまた仕舞う・・・いつか嘘になります。そして放電しきってしまってバッテリーを傷めるのが落ちです。
普段使いのもう1つの良い点は、常に100%充電しているということです。
UPSとEPSがあります。違いについては
UPS付ポータブル電源・EPS付ポータブル電源って何?どう違うの?|備えるアリーナ
が分かりやすいかも。結局切り替えまでの時間の違い??
■ 種類
現在の主流はリン酸鉄です。かなり安全になってきているそうです。
更に安全な半固体リン酸鉄も出始めているけど、選択肢はまだあまり多くないです。
■ 回収
自治体での回収が基本だけど自治体が回収しない場合、使い終わった電源を回収してくれるメーカーがあります。
環境に負荷をかけないように処理が必要なので簡単に廃棄できないため、とても有難いサービスです。
廃棄する時にメーカーがあるのか、まだサービスを継続しているかはわからないけど、現時点でやっているメーカーを選ぶと安心です。
■ 充電方法、ポートの種類と数など
普段から野外などでバリバリ使う方は気になると思います。そういう方はどのポートが何口欲しいとはっきり言えるのではないでしょうか。
逆に言えない方は、どの製品でもあまり不便は感じないのでは?と思います。私は正直そこまで分からない・・・です。
■ 拡張
将来容量を増やしたいと思ったときに拡張用のバッテリーを用意しているメーカーがあります。
ですが本体がないと充電や使用ができないメーカーもあるので、拡張バッテリーではなく本体を2台買った方が使い勝手が良さそうなメーカーもあります。
私が拡張したくなるのは、1台を使いながら、もう1台を太陽光充電する、というケースな気がします。
良さそうな商品をざっと挙げてみると4商品、更に絞り込んでEcoFlow DELTA2とAnker Solix C1000が残りました。
さて、ここからどうやって絞っていくか・・・
両方に良いところと、ちょっと気になるところがありますが、どっちを購入しても満足すると思います。
EcoFlow DELTA2
EcoFlow(エコフロー)公式サイト | ポータブル電源 EcoFlow Japan
今はもうDELTA3が発売になってますね。この記事を書いている時点でDELTA2がセールになっています。
楽天

Anker Solix C1000
Anker (アンカー) Japan 公式オンラインストア – Anker Japan 公式オンラインストア
楽天
Amazon

| 製品 | EcoFlow DELTA2 | Anker Solix C1000 |
| 種類 | リン酸鉄 | リン酸鉄 |
| 容量 | 1024W | 1056W |
| 拡張 | 可能 3040W | 可能 2112W(BP1000を1つ) |
| 出力 (瞬間) | 1500W(1900W) | 1500W(2000W) |
| 寿命 | 3000回(80%) | 3000回 |
| 電圧 | 100V | 100V |
| 正弦波 | 正弦波 | 正弦波 |
| 周波数 | 50/60Hz | 50/60Hz |
| 重さ | 12kg | 12.9kg |
| 大きさ | 400*211*281 | 376*267*205 |
| 充電 AC | 1.3時間 | 58分 |
| 充電 ソーラー | 3時間 最大入力500W, 11-60V, 15A | 2時間(Solix PS400 Porrable Solar Panel 使用) 最大600W 2枚並列 |
| 充電 シガー ソケット | OK | OK |
| ポート | AC 6口(1900W) USB-A 2口(15W) USB-A 2口(18W) USB-C 2口(100W) シガーソケット 1口(126W) DC5521 2口(38W) | AC 6口(1500W) USB-A 2口(12W) USB-C 2口(30W、100W) シガーソケット 1口(120W) |
| アプリ | 充電速度(負荷)をアプリから設定可能 | あり |
| 無停電源装置 | EPS(パススルー対応)30ms | UPS(パススルー対応)20ms |
| 100% 充電保存 | OK(アプリから設定可能) | OK |
| 安全性 | OK | OK |
| 日本語サポート | OK | OK |
| 保証 | 5年 | 会員登録で5年(通常は18か月) |
| 回収 | 寿命・故障(中古でもOK)本体のみ回収 | 寿命・故障(中古、正規取扱店以外でもOK)本体のみ回収(直接尋ねたらパネルの回収もあり) |
| 特徴など | 正面にUSBポート、背面にAC、シガーソケット、DC 車内やデスク下などで使いやすい | ライト付き |
| ソーラーパネル | 防塵防水 セット販売あり |
無停電電源装置としての機能が上なのはAnker Solix C1000です。
こんな動画を見つけました。
防災に最適!全部入り&運用が楽すぎるポータブル電源|Anker Solixシリーズ・超詳細レビュー[そなえるTV・高荷智也]
何とPCで実験されたそうで、ありがたや。PCも大丈夫そうです。他でもPC以外でテストされている動画がありました。
EcoFlow DELTA2は正面にUSBポート、背面にAC、シガーソケットと特殊な配置になっています。これがとても使い勝手が良いケースがあるとのことですが、我が家は残念ながら使いにくいケースかも。
ソーラーパネルの回収もやっているとは書かれていませんが、直接問い合わせたらAnkerはソーラーパネルの回収もしてくれるそうです。
回収してもらえない場合、自治体が回収してくれればいいのですが、無理な場合自分で手配することになると思います。
ソーラーパネル廃棄参考動画 ⇒ ソーラーパネルの選び方と失敗談:電気代0円を目指すための選び方と見分け方
先日岡山の会社がリサイクル技術を開発したと聞きましたし、廃棄しなければいけない頃にはもっと事情が良くなっているといいな。
結局Ankerに決定しました。Ankerはアフターサポートが丁寧で人気があるみたいです。
● Anker注意点
5年保証を得るためには、正規代理店で購入する必要があります。
Anker Japan 公式オンラインストア、アンカー・ダイレクト楽天市場店、Amazon AnkerDirectです。この他にもリアル店舗でも代理店があるそうです。
5年保証以外にも色々安心&お得があるので、正規代理店での購入をお勧めします。
メールアドレスの変更には注意が必要です。ちょっと変わった仕様になっているみたいで、私はとても苦労させられました。アドレスを変更する人ってあまりいないのかな?
● Ankerお得情報
年に何回かセールをしているようです。私は夏のセールで買いました。
セールの時期にはYouTuberさんたちが更にお得になるクーポンを配っておられます(YouTube以外でも配っておられると思います。私が見つけたのはYouaTubeでした)。Getすれば更にお得に購入できます。
(クリックで画像拡大)
YouTubeで購入したい製品を検索し、クーポンが記載されている動画を探します。
概要欄にクーポンコードを記載してくださっています。

購入時にコードを入力すれば適用されます。画像はAnker 公式オンラインストアです。カート内で入力できます。

クーポンを使ってAmazonPayで支払う場合、AknerとAmazonのメールアドレスが一致していないと適用になりませんでした。これも泣かされました。
3色展開されています。女性にはベージュが人気だそうです。
楽天
ダークグレー
ベージュ
ブラックは楽天にはないようです。
Amazon
ダークグレー

ブラック

ベージュ

最初に候補に挙がった2機種も載せておきます。
| 製品 | BLUETTI AC180 | Dabbsson DBS1000Pro |
| 種類 | リン酸鉄 | 半固体リン酸鉄 |
| 容量 | 1152W | 1024W |
| 拡張 | 可能 4224W | 可能 10240W(2*DBS1000Pro + 4*DBS2000B) |
| 出力(瞬間) | 1800W(2700W) | 2000W(4000W) |
| 寿命 | 3500回(80%) | 4000回 |
| 電圧 | 100V | 100V |
| 正弦波 | 正弦波 | 正弦波 |
| 周波数 | 50/60Hz | 50/60Hz |
| 重さ | 16kg | 16kg |
| 大きさ | 340*247*317 | 432*254.5*248 |
| 充電 AC | 1時間 | 1.3時間 |
| 充電 ソーラー | 3時間 12~60V、最大500W | 1.9時間 最大1200W 拡張バッテリー単体充電可能 | 充電 シガー ソケット | 12/24V | 12V/24V, 定格電流8A |
| ポート | AC 4口(2700W) USB-A 2口(15W) USB-A 2口(15W) USB-C 1口(100W) ワイヤレス 1口(15W) シガーソケット 1口(126W) | AC 4口(W) USB-A 1口(12W) USB-A 1口(18W) USB-C 1口(30W) USB-C 1口(100W) DC 2口 |
| アプリ | ||
| 無停電源装置 | UPS(パススルー対応) | EPS(パススルー対応)15ms |
| 100%充電保存 | 80%保存と書いてある | OK |
| 安全性 | ||
| 日本語サポート | ||
| 保証 | 5年 | 5年(3年基本+2年延長) |
| 回収 | 回収あり 楽天やAmazonもOK (ソーラーパネルは回収なし) | あり |
| 特徴など | ライト付き | |
| ソーラーパネル | セット販売あり |
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