読書・本

5W2Hより簡単!自分の存在意義を確かめる

2011年10月09日
今回も、『夢が現実化する「1枚図解」』からです。

第2項は、『5W2Hより簡単!自分の存在意義を確かめる』です。Why・What・Howの木を使います。モチベーションが下がったとき、利用します。
 Why:どうして不満なのか
 What:何があれば解決するのか
 How:どう行動すればよいか
が客観的に分析できるようです。

自分の今までを分析してみました。
 Why:『自分の専門を磨くことで、縁の下でもよいので、役に立ちたい』と思って創意工夫しているけど、組織のしわ寄せで仕事がさせてもらえない
 What:組織の問題なので、自分がいくら努力しても、自力で解決でることはほぼない。
 How:仕事がさせてもらえなくても、こつこつ専門知識を磨く

とは言え、考えつくことは色々やってみました。まぁ何やっても無駄でしたが・・・

やれることは全てやった、とは言いません。まだやれることはあったと思います。しかし、それをやろうとすると、おそらく成就するより(と言うか成就は永遠にしないと思う・・)、私の定年退職の日の方が先だろう、と判断したので、退職することにしました。
まだ人生が残っているうちに、前向きに仕事をしていきたかったからです。

1年もの間、ただ部屋にいて、鍵番させられました。これって人間の仕事じゃないです。セコムとかに頼んで、機械の設定してもらえばすむことでしょうに。ましてや税金(公務員だったので)使ってやることではありませんよ。
この間にも、色々な人にアドバイスをもらって、自分の専門の仕事を自分で探してやっていましたが、無駄でした。上司からも、『やりがいのない職種』とか『あなたの専門はもういいから』って言われてましたし、同職種の人も完全に諦めていました。

結局この1年の私の切実な願いは、『仕事がしたい』でした。
それ以前にも様々なしわ寄せを押し付けられていましたし、退職を決断したわけです。

土俵を変えさえすれば、いくらでも仕事をさせてもらえる環境はあります。専門を磨ける環境もです。

で、仕事がある環境、専門が磨ける環境に転職したわけです。
まぁ、仕事がさせてもらいない職場は探すのは不可能に近いし、プログラマだと技術を磨かなければ逆に仕事がなくなる。以前の職場と正反対です。
職業人としては、幸せな環境になりました。

『夢が現実化する「1枚図解」』の『5W2Hより簡単!自分の存在意義を確かめる』の項で一番印象に残っているのは、
『辛いことや理不尽なことがあっても夢を胸に前向きに考えていくことができる。そんな人はそうそういません。』
というフレーズです。
これができる人は、本当にすごい人なんでしょう。大多数の普通の人は、モチベーションが下がるということです。
今まで、自分は情けないのではないか、とも思っていましたが、これを読んで、普通だったことに気がつき、気持ちが楽になりました。

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