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複式簿記 - 伝票を起こす

2007年10月02日
複式簿記では、まず伝票を起こす、という作業を行うようです。その伝票を元に、各帳簿へ転記していくようです。みていると、この作業がとても面倒に思えます。結局は同じ事を伝票と帳簿に書かなければいけないからです。

そこで登場するのが会計ソフトです。会計ソフトは転記、月末や決算時には集計も自動で行ってくれる必需品です。

複式簿記でわかりにくいのは、伝票の書き方です。仕訳という作業をします。自動で仕訳してくれるソフトもありますが、ざっとでも理解しておいたほうがいいでしょう。

仕訳とは、取引を2つの視点(「借方」と「貸方」)でみて、記帳していくことです。「借方」と「貸方」別に貸し借りに関係しているのではありません。

例えば、先ほどの売上の例で売上金額が20000円あった場合を仕訳してみると
売上確定日の仕訳   (借方)未収入金 20000   (貸方)売上高  20000
売上振込日の仕訳   (借方)銀行口座 20000   (貸方)未収入金 20000
となります。

売上確定日は、貸方:売上があった、借方:後から代金を回収しなければいけない
売上振込日は、借方:銀行口座の預金が増えた、貸方:代金を回収した
という意味です。1つの取引ですから、すべて金額は同じになっていますね。


売上確定日の借方と、売上振込日の貸方を見てください。売上確定日の借方で未収入金を計上していますが、売上振込日の貸方で未収入金を計上することで、未収入金が打ち消されることになります。

2つの仕訳を合わせると、
(借方)銀行口座 20000   (貸方)売上高  20000
ですね。この仕訳は売上確定日と売上振込日が同一日の仕訳と同じになります。


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