メンテナンス

しっかりしていて、難しい事と易しい事

2015年12月19日
さて昨日からの続き、障子の太鼓張りです。

使うのはペットの引っ掻きにも強いという破れにくい障子紙です。障子の部屋側に張ります。

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付属している張り方にあるように、巻いてあったのとは逆に巻いて巻き癖を取り、10分位して再度元の巻き方に戻します。
障子は床よりテープルの上の方が作業がしやすそうなのでテープルにあげます。

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付属の張り方を参考に、障子紙の裏が障子に糊付けされるように紙をセットし、付属の仮止めテープで固定します。

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障子紙を障子から外して、框と桟に糊を塗っていきます。框・桟に対して組子が奥まっているので、框と桟にだけ糊を塗りました。本当は框と桟には糊付けしないのかもしれませんが、障子紙が固定できそうにないので糊付けしました。

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紙をコロコロ転がして張ります。

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洗濯バサミで固定を手助けします。

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それでもなかなかうまく固定できないので、床に降ろして押し付けました。

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なんとかくっ付いたようなので、障子紙を折って框を包む様に糊で貼ろうとしたのですが・・・
さすがに破れにくい障子紙!折り曲げられません。この障子紙は、和紙-フィルム-和紙の三層構造になっていて、普通の障子紙の3倍近くの厚みがあるようです。
ううん、ここで敢え無く断念です。

仕方ないので、破れにくい障子紙は普通の張り方をすることにしました。
幸い太鼓張り用に切った紙の方が大きくなるので、なんとかなりそうです。
今度は説明通りに張ります。

あれ?超が付く簡単!写真を撮る間もなく完成。紙がしっかりしているので、思いのほか簡単でした。
張り終わったと思ったら後ろで聞いた事がない音。振り向いたらアンが障子紙の上を歩いていました。当然紙は剥がれましたが、直ぐにアンを降ろして紙を元に戻し、問題なくくっ付きました。
外になる側です。
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ですが、太鼓張りしようとして桟や框に糊を塗ったとき、木のアクが紙についてしまいました。できるだけアクは取ったつもりだったのですが、そこは素人です。
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初めてにしては綺麗に張れたのはいいのですが、アンが爪をかけると組子にこんな傷がつくので、できれば太鼓張りにしたいんですけどねぇ。
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かなり乾いてから部屋側を見てみました。
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ほんのり桜が舞っていて、いい感じです。

襖用に買ったのはこちらの障子紙の若葉です。障子紙を今ある襖の上に張る予定です。

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これは普通の厚さの和紙のようで、出してみたら十分折り曲げられる紙だったので、これなら太鼓張りもできそうだと思いました。

ですが、桜吹雪が気に入って買ったので、少しは桜を楽しみたいんです。若葉を太鼓張りしたら、桜が隠れてしまうんです。
どうしたものかな。アンが爪を掛ける所にマスキングテープを貼ろうかな。でも去年これで応急処置したんですが、剥がすときどうしても木がささくれ立つ所が出て来てしまって、できればやりたくないんですよね。
それにアンはテープが好きなので、油断してテープが剥がれていたら大喜びで玉を取るので、プロテクトのつもりが逆効果にもなりかねず・・・

一番いいのは普通の厚みの桜吹雪を買い足して、太鼓張りにすることなんですが、障子紙の無駄が沢山出てしまいます。

框と組子に障子紙を切り貼りすることも考えましたが、剥がすときマスキングテープと一緒で、どうしても木が傷む箇所が出てくるしなぁ。でもアンの爪よりはいいかな。もう少し考えよう。
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