友達申請を断られて大泣き

2015年12月14日
昨日も書きました、姪っ子が帰ってくるという話、弟はアンに会わせて猫というものを教えたいと思っているそうです。

ですが今家は10年目のメンテナンス中、しかも帰ってくるとなると自分の家はほったらかしてでも父母の家を少しはなんとかしておかなければいけません。
つまり、本当に散散らかしのまま正月を迎えることはほぼ決まったわけで・・・
そんな危険な物があちこちある状態で来られても困ります。

それにアンは確かにミミよりはビビリではありませんが、決して愛想よく他人を迎える猫ではなく、かなりはっきり意思表示をするので、どうなることやら。相手が子供だからまあ我慢しようかなんて微塵も思うはずはなく、嫌だったら容赦なく猫パンチ、猫カミカミすることでしょう。

それに、忘れかけていましたが、アンはバルトネラ・ヘンセラ菌を持っているようで、アンが家に来たばかりのころ、私は猫ひっかき病になりました。
物心付く前から猫と暮らしているので、とっくに抗体はできていると高を括っていたのですが、椅子に座って目を開けたまま寝てしまうくらいアンの世話で疲れ果てていたからか、首と指が腫れました。
家に来た頃のアンは食事もトイレも自力でできなかったので、どうしても触らないわけにはいかず、四六時中噛まれていたのでそのたびに手を洗うのも現実的でもなく・・・で、腫れてしまいました。

普通は少し腫れる程度でたいしたことにはならないのですが、重症化することもあるので侮ってはいけません。特に抵抗力の無い子供や年よりは気をつけないといけません。

弟がどう判断するのかわかりませんが、遠くで見ているだけっていうのもねぇ。


そんなあんなを考えていたら、自分が幼かった頃のことを思い出しました。

4才くらいだったと思うのですが、親戚の伯父伯母の家へ行った時のことです。
そこでも猫が飼われていて、キッチンのテーブルの下を覗いた時、いたんです。もう嬉しくなって「お友達になろう。」と手を伸ばした瞬間、「フーシャー!!」って言われてしまいました。
もうショックでね~。爪や牙が当たったわけではないんです、ただ拒否されたことがショックでショックで、大泣きでした。
周りの大人たちは引っ掛かれたか噛まれたと思ったようですが違います。父は「家の猫みたいに、全部の猫が優しいとは限らないんだ。」と言ってました。ですが私は「ナデナデする。」と言って大泣きでした。
今でいうとSNSで友達申請を断られたってところでしょうか。しかも全力で。

伯母だったと思いますが、無理矢理猫を抱っこしてほんの少しだけ撫でさせてもらいました。でもとても満足できず、家に帰るまで「猫、猫。」言ってました。

家に帰って自分の家の猫を撫で回したことも覚えています。本当に猫迷惑ですよね。江戸のナデナデを長崎で、です。

子供の頃は父母が働きに行っている間、祖父母の家に預けられていました。多分2才の頃です、祖父母の家へ猫が迷い込んで来て、私が大喜びしたので、動物が嫌いなのに祖父母はつい仏心でご飯をあげたら居ついてしまったそうです。
それが多分この猫。
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確か交通事故で死んでしまったんだったと思います。私は2歳くらいだったので覚えていないんです。

で、上の猫の娘がこの猫。とても長生きでした。20年近く生きたんだったと思います。「猫、猫。」言いながら帰って来た私に撫で回されたのはこの猫です。
写真
とても優しく我慢強い猫でした。嫌なことをされてもじっと我慢、向かってくることはなく、うまく隙をついて逃げるタイプでした。よく一緒におままごとをして遊びました。

姪とアンがどんな対面になるか・・・私の二の舞にならなければいいけどなぁ。
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