読書・本

ネットのバカ

2013年11月21日
何で紹介されていたか忘れてしまいましたが、【ネットのバカ】を読んでみました。

『薄々気が付いてはいたけれど、やっぱりそうなのか・・・。』
読めばおそらくほとんどの方がこのように感じるのではないかと思われます。

ネットはあくまでもリアルの補助的なというか、ツールの1つなんですね。
ネットでは、それを利用しなければ、知り合うことができない人と知り合うことができるが魅力の1つです。
ネットを利用して仕事をしている者が言うのもなんなんですが、しかしそれはリアルの出会いとはやっぱり異なります。それを認識した上で、ネットとリアルをうまく使い分けたいものです。いえ、それぞれの世界が、お互いを高め合い、補完し合うものになれば最高です。

ネットでも、相手への配慮がなけければ信頼されません。なので、できるだけ人間愛を持って対応するように心がけています(勿論限界があります)が、でもまぁ相手次第というのも事実です。
画面の向こうには人間がいることを忘れている人、何の縁もない人の手を煩わせたのにお礼も言えない人、自分の能力不足を他人のせいにして恫喝する人、信じられないほどずうずうしくなる人・・・ この人たちはリアルではおそらく、ネットほど本性は出していないでしょう。匿名ネットのなせる業です。
【ネットのバカ】にも紹介されていますが、本人は匿名と思っていても、個人情報は意外に分かってしまうので、気をつけたほうが良いです。

後一点、タイトルからしてもですが、使ってある言葉はやや汚いというか少々過激です(ネットで使われる言葉に比べればかなり品行方正ですが)。
そこまでの言葉を使わなくてもいいのではないか、と思う箇所もありますが、書かれていることはまともと感じました。

ネットの世界で迷っている人、どう泳いだらよいか分からない人、一読すると良いかもしれません。

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