自然科学・科学技術

日の出の位置

2012年01月22日
宿を取った?!で書いたように、金環日食に備えて、父母が、宿を押さえてくれたのですが・・・

私としては、宿を取るにしても、じっくり話をしてからにしたかったのです。
なぜかと言うと、せっかくの金環日食ですから、ちゃんと観られる場所を調べて、納得してからにしたかったのです。いくら近くとは言え、せっかく行くのですから。
その上、今回の日食は日の出後すぐに起こるようです。つまり高度が低いのです。高い山が周りにあっては、観ることができません。

国立天文台 暦計算室で高度などが確認できます。
やはり、低い位置で起こるようです。食の初めは15度前後のようです。金環食になるのはもう少し高度が上がってから(30度前後)ですが、やはり周りが山では観られない確率が高そうです。

次は太陽がどの位置から上がるか、ですが、知らない場所での太陽位置はなかなか分かりにくいです。
主要都市での金環日食の見え方は、シミュレーションが公開されそうですが、どの宿からどのように見えるかは、自分で調べるしかないように予想します。
そこで、Googleマップの航空写真を母のiPadで表示させ、サンガイドを利用して、調べてみました。

すると・・・
父母が取った宿では、日の出の方向に山があるので、太陽の高度が低いうちは見えない可能性が高そうなことがわかりました。

そこで、海岸線近くに宿を取り直すことにしました。今度はおそらく見えるでしょう。少なくとも初めの宿よりは確率が高そうです。
宿にも確認しましたが、見晴らしはよく、他にも日食を観にくるお客さんがおられるとのことでした。
なんとか見えるかな。あとは天気ですね。

PCでもiPad、iPhoneのようなモバイル端末でもいいのですが、日食のシミュレーションソフトってでないかなぁ。
日の出の位置を地図に重ねて表示してくれ、更に太陽の高さなどの情報も周りの風景写真と合成して表示してくれるソフト。これを指定した地点でシミュレーションしてくれれば便利だと思うんだけど。
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