アフィリエイトの簡単帳簿
複式簿記 - 売上に関する仕訳
2007年10月05日
まずは、一般的な売上の仕訳からみていきます。
まだ振り込まれていないが20000円の売上があった。
(借方)未収入金 (貸方)売上高 20000
20000円の売上がA銀行の口座に振り込まれた。ASPの利用料500円と振込手数料200円は引かれている。
(借方)A銀行口座 (貸方)未収入金 20000
(借方)外注加工費 (貸方)A銀行口座 500
(借方)支払手数料 (貸方)A銀行口座 200
この仕訳は、毎月、あるいは一定額に達したら、ASPから売上が振り込まれるタイプのアフィリエイトに使えます。このタイプのアフィリエイトの仕訳は正式には上の様になりますが、便宜上次の売上が振り込まれるまで売上額がわからないタイプと同じように仕訳してもよいようです。
次に、売上が振り込まれるまで売上額がわからない(外国のASPで為替が絡む場合など)タイプのアフィリエイトの売上の仕訳をみてましょう。
20000円の売上がA銀行の口座に振り込まれた。ASPの利用料500円と振込手数料200円は引かれている。
(借方)A銀行口座 (貸方)売上高 20000
(借方)外注加工費 (貸方)A銀行口座 500
(借方)支払手数料 (貸方)A銀行口座 200
となります。
最後に、アフィリエイターが要求しないと振り込まれないタイプの売上をみてみます。
このタイプは、必ず売上が確定した段階で未収入金として計上し、振り込まれた時点で未収入金を打ち消します。つまり、正式な記帳をすることになります。でないと、売上を自分で勝手に決めることになるからです。これって税務上は許されませんよね。
まだ振り込まれていないが20000円の売上があった。
(借方)未収入金 (貸方)売上高 20000
20000円の売上がA銀行の口座に振り込まれた。ASPの利用料500円と振込手数料200円は引かれている。
(借方)A銀行口座 (貸方)未収入金 20000
(借方)外注加工費 (貸方)A銀行口座 500
(借方)支払手数料 (貸方)A銀行口座 200
ここで、楽天のように、ポイントで振り込まれるアフィリエイトの仕訳をみてます。
アフィリエイトで得たポイントで購入した場合に、売上が上がったことになります(2007年9月現在)。過去の買物で得たポイントには税金はかかりません。
ここで問題があります。例えば、30000円のプリンターを全額ポイントで購入したとします。このとき、使った30000円のポイントの内訳は示されません。つまり、買物で得たポイントと、アフィリエイトで得たポイントの区別はされていないのです。これって、とても困ります。自分で勝手に決めてよい(決めざるを得ない)ということになるのですが、今持っているポイントの内、買物によるポイントが幾らで、アフィリエイトによるポイントが幾ら、と自分でしっかり管理しなければいけないことになります。
また、アフィリエイトのポイントに課税されるということは、現金と同じ扱いなのですが、楽天側できちんと区別されているのか、ということも問題です。でないとおかしなことになります。きちんと区別して、買物時にポイントの内訳が示されなければ、購入者、楽天、購入した店(楽天に出店している店)で矛盾が生じることになります。
ですが、おかしいから納税しないでいたら脱税になった、ということになっては自分が一番損をするので、とにかく税務署に確認してください。
ここからは、ポイントの内訳がしっかりできたと仮定して仕訳してみます。60%をアフィリエイトに、40%を私用に使うとすると、
(借方)消耗品費 (貸方)売上高 18000
(借方)事業主貸 (貸方)売上高 12000
となります。
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まだ振り込まれていないが20000円の売上があった。
(借方)未収入金 (貸方)売上高 20000
20000円の売上がA銀行の口座に振り込まれた。ASPの利用料500円と振込手数料200円は引かれている。
(借方)A銀行口座 (貸方)未収入金 20000
(借方)外注加工費 (貸方)A銀行口座 500
(借方)支払手数料 (貸方)A銀行口座 200
この仕訳は、毎月、あるいは一定額に達したら、ASPから売上が振り込まれるタイプのアフィリエイトに使えます。このタイプのアフィリエイトの仕訳は正式には上の様になりますが、便宜上次の売上が振り込まれるまで売上額がわからないタイプと同じように仕訳してもよいようです。
次に、売上が振り込まれるまで売上額がわからない(外国のASPで為替が絡む場合など)タイプのアフィリエイトの売上の仕訳をみてましょう。
20000円の売上がA銀行の口座に振り込まれた。ASPの利用料500円と振込手数料200円は引かれている。
(借方)A銀行口座 (貸方)売上高 20000
(借方)外注加工費 (貸方)A銀行口座 500
(借方)支払手数料 (貸方)A銀行口座 200
となります。
最後に、アフィリエイターが要求しないと振り込まれないタイプの売上をみてみます。
このタイプは、必ず売上が確定した段階で未収入金として計上し、振り込まれた時点で未収入金を打ち消します。つまり、正式な記帳をすることになります。でないと、売上を自分で勝手に決めることになるからです。これって税務上は許されませんよね。
まだ振り込まれていないが20000円の売上があった。
(借方)未収入金 (貸方)売上高 20000
20000円の売上がA銀行の口座に振り込まれた。ASPの利用料500円と振込手数料200円は引かれている。
(借方)A銀行口座 (貸方)未収入金 20000
(借方)外注加工費 (貸方)A銀行口座 500
(借方)支払手数料 (貸方)A銀行口座 200
ここで、楽天のように、ポイントで振り込まれるアフィリエイトの仕訳をみてます。
アフィリエイトで得たポイントで購入した場合に、売上が上がったことになります(2007年9月現在)。過去の買物で得たポイントには税金はかかりません。
ここで問題があります。例えば、30000円のプリンターを全額ポイントで購入したとします。このとき、使った30000円のポイントの内訳は示されません。つまり、買物で得たポイントと、アフィリエイトで得たポイントの区別はされていないのです。これって、とても困ります。自分で勝手に決めてよい(決めざるを得ない)ということになるのですが、今持っているポイントの内、買物によるポイントが幾らで、アフィリエイトによるポイントが幾ら、と自分でしっかり管理しなければいけないことになります。
また、アフィリエイトのポイントに課税されるということは、現金と同じ扱いなのですが、楽天側できちんと区別されているのか、ということも問題です。でないとおかしなことになります。きちんと区別して、買物時にポイントの内訳が示されなければ、購入者、楽天、購入した店(楽天に出店している店)で矛盾が生じることになります。
ですが、おかしいから納税しないでいたら脱税になった、ということになっては自分が一番損をするので、とにかく税務署に確認してください。
ここからは、ポイントの内訳がしっかりできたと仮定して仕訳してみます。60%をアフィリエイトに、40%を私用に使うとすると、
(借方)消耗品費 (貸方)売上高 18000
(借方)事業主貸 (貸方)売上高 12000
となります。
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