読書・本

不幸になる生き方

2011年06月24日
さあ、3三冊目『不幸になる生き方』です。
この本は不幸になるパターンを知り、それを避ける生き方をすることで、幸せになる確率を上げよう、という主旨です。

読んでみて、なるほどと思った箇所、そうは言っても現実問題なかなかそうはできないよねと思った箇所、反省した箇所、があります。

何点か挙げてみます。

 p.64
 他人の不幸を見て、自分の幸せを感じる
自分の幸せを感じるまではいかなくても、他の方が苦しんだり失敗したりしているところをみると、自分だけじゃないんだと思え、安心してしまうことってあります。正直。

 p.74
 他人に責任を転化して気楽な気持ちでいるより、悩み抜いた方がよい
最近悩まなくなったな、そういえば。悩み始めると地球の反対側に出てしまうのではないかと思うほど落ち込んでしまうので、最近は改善点を分析したらあとは考えないようにしています。これが問題か?

 p.82
 お友達の「ショムニ」同然の部署へ送られた方のお話
すごい方ですね。産休が明けて会社に帰ったら、ショムニのような部署に行かされた。でも腐ることなく自分にできる提案を続け、今では請われて本社勤務とのことです。
このお話を読んで思いっきり反省しました。と同時にもっと早く知っていれば、私ももう少しなにかできることを探すヒントになったのではないかと思いました。

私も以前、「ショムニ」よりひどい状況に置かれたことがあります。私に落ち度があったわけではなく、組織の中で最も底辺の職種だから、というのが理由でした。組織のしわ寄せを私一人に押し付けられたのです。

著者のお友達のようにはできませんでした。
自分の置かれている状況を恨まず、もっとできることを探せたのではないか、と思います。
ですが、色々な柵があり、それを無視して動くと、結局自分と同じ職種の人を侮辱し、最終的には天に向かって唾することと同だったので下手に動けなかったのも事実です。

これらの話はまた後日、小分けで書こうと考えています。
そんな状況だったか、今ならどんな手が打てるか、あるいは打てないかを振り返って整理してみようと思います。
あまりに辛い経験群だったので、今まで振り返らずに来ましたが、振り返ってみようかと思えるようになったということは、心の整理をするときかもしれません。

もちろん私も腐ってばかりだったわけではなく、提案していったこともあります。著者のお友達とはまるで違う方法ですが。
これもまた振り返ってみようと思います。

 p.92
 反論するときは必ず代案を
ううん。必ず代案は出せないなぁ。なるべく出すようにはしていますが。
代案が思いつかない、わからないけれど、反論(反対)しなければいけない時ってあります。
反論するときは建設的な話になるように気をつけています。

 p.200
 失敗への恐怖
失敗ではなく、失う恐怖はとてもあります。克服したいですね。

 p.232
 見返りを要求する人は利己主義
うわああ。こういう人いたいた。おもいっきり見返り要求していた。反面教師、反面教師。


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