メンテナンス

破れない障子紙で太鼓張り

2016年12月11日
去年、破れない障子紙で太鼓張りしようとしたのですが硬くて曲げられず断念(しっかりしていて、難しい事と易しい事)、諦めて普通の障子紙で太鼓張りしました(完成!太鼓張り)。
太鼓張りしたことで、アンは組子で爪は研がなくなりましたが、障子の上のカーテンレールへ飛び乗る時、後ろ足が障子に当り、ボロボロに破れてしまいました。
 

破れない障子紙は外側に張っていますが、やっぱり内側にも張りたいと思い、チャレンジすることにしました。
カーテンレールへ飛び乗ったとき、破れない障子紙にもアンの後ろ足が当たったことがありますが、お見事!破れませんでした(天晴れ!!破れない障子)。
なので、内側にも張れたらかなり持つんじゃないかなぁ。

注文したのはまたまた破れないフィルター障子です。
楽天

桜吹雪を張ります。

いざ作業と思ったら、桜の花びらがとても薄くなっています。左が去年張った障子紙、右が新しい障子紙です。日焼けしてます。1年でここまで変わるんですね。恐るべし太陽。
 

障子を外してテーブルに置いたら、アンが乗ってくれました。歩くたびにバリバリ破れていました。まあ張り替えるからいいけどさ。
ビデオ
(動画 38s)
組子の上に乗れば破れないことを発見し、あくびなんぞして寛いでいます。


ここからは我流、どこにも載っていないので次回のために書き残しておきます。

初めは障子糊でやろうとしたのですが、難しい上、綺麗にいかないと判断、両面テープに切り替えました。

障子は床へ置いた方がやりやすいです。


破れない障子紙は折り曲げられないので、現在太鼓張りにしている普通の障子紙を利用します。
両側に両面テープを貼ります。念のため2本ずつ貼っています。


桟に合わせて古い障子紙を切り取ります。


新しい障子紙をテープで仮止めします。


両面テープを少しずつ剥がしながら貼っていきます。両面テープは2本一度に剥がして貼ります。
 

貼り終わったら、新しい障子紙をどかします。


もう一方の桟に合わせて障子紙を切り取り、テープで桟に仮止めします。


新しい障子紙が大きいと作業しにくいので、上(場合によっては下)を切り取ります。


今度は内側の両面テープ1本だけを少しずつ剥がしながら、障子紙ができるだけピンと張るように貼っていきます。この作業が一番難しいです。

貼り終わったら、外側の両面テープを剥がして貼っていきます。

貼り終わりました!少したるんでいるけど、ご愛嬌。


障子を裏返して、余分な障子紙をカットします。


完成です。
 

破れないといいなぁ。


後日談 ---------------------------
張り替えが完了した翌日、障子を買った店から『商品発送完了メール』が届きました。
はあ、とっくに受け取って、とっくに開けて、張り替えましたけど・・・
張り替え完了メールを送らないと!