ビジネス・SOHO

バグじゃないの?の検索システム

2013年06月18日
派遣会社が持っている仕事を、派遣会社の検索システムで検索していて気がつきました。
自宅から2時間以内で通えるところと検索すると、たとえその条件を満たしていても、ヒットしないケースが存在するのです。
(派遣会社に確認したら、1時間以内で通えるところでした。)

ざっと見たところ、ヒットしないデータは、自宅からの時間が表示されていないようです。
派遣会社に理由を尋ねたのですが、おそらく仕事の情報の中で、最寄駅の情報がスタッフ登録していない人には非公開になっているからだと思う、ということでした。
なんじゃそりゃ。スタッフ登録しているんですがね・・・
バグじゃないの?そうでなければ適当にごまかそうとしている?と疑ってしまいます。

ヒットしないことがあるんだったらちゃんと説明して欲しいものです。
こっちは信じて検索しているのに。
説明にはスタッフ登録してログインしないと非公開の案件は表示されない、とはありますが、場所のついての説明はありません。
これれでは、スタッフ登録してログインすると、全ての案件が見れると普通は受け取ると思います。案件の登録の仕方によって、たとえ該当していてもヒットしない場合があるとは受け取らないのではないでしょうか。どうやって登録しているかなんて、こちらには分からないのですから。

そ・れ・に、その仕事、フリーペーパーに載ってました。そして特殊な仕事なので中都市~小都市くらいの場所では、仕事内容で場所を簡単に特定できてしまいます。
これではスタッフ登録者以外には非公開って意味ないです。
なんか作為的なものを感じてしまいました。

使う側のことなんて考えていないんだろうな、と感じました。
もう一点使う側のことを考えていないと感じる点があります。それは尋常ではない重さです。とにかく重い・・・一作業別のことをしても、まだ処理してるのです。毎回憂鬱です。こちらは光ファイバなので、通信速度が遅いわけではありません。
システムだけでなく、派遣スタッフのことは考えていないんだろうな、という言動をする会社でもあります。法律すれすれ、いやもしかしたら違法かも、のこともやってましたし。絶対嫌ってことではありませんが、できれば他の会社のお世話になりたいと思わせる会社です。

ここから得た教訓は『常に使う側の身になって考えてみることが大切』ということです。
当たり前のことなのですが、システムを組むのに必死になっていると、つい忘れてしまうことでもあります。
システムが完成したら、あるいは一区切りついたら、少し寝かせてユーザー視点で見直してみる。新たな発見や見落としている点、説明をきちんとしないとユーザーが不利益を被ってしまうケースなど色々見えてくるものです。
せめて自分のシステムでは気をつけようと思いました。