収納

放熱性を良く、掃除をしやすく

2016年05月20日
PCやレコーダーの配線ケーブルを何とかして、掃除をしやすくしたいなと何年も前から思っていました。
アンが家に来たときケーブルを齧るかもしれないと思い、ネットを参考にしながらメッシュパネルや布でケーブルをまとめてはみたのですが、ケーブルが落ちてきたりしてなかなかうまくいかず困っていました。

アンはケーブルにはあまり興味がなく、今のところ齧る気配はないので(ケーブルをまとめている針金とか貼られているシールは齧ってます)、アンが齧ることは考えずまとめ直してみることにしました。

左側はメッシュパネルを使っていたのですが難しかったので廃止、今はだらりと床に落ちています。机の右裏にピンクの布が見えています。これに右側のケーブルを入れています。

ケーブルはきつく束ねると発火の危険があるので、束ねるときは緩く、でもできるだけ束ねずにいきたいです。電圧の高い電気製品を使っていると本当にケーブルが熱くなります。以前エアコンの工事の方に、「今はお持ちの延長コードで配線して帰りますが、xxW以上対応の太いコードを買って来て繋げ直してくださいね。発火したり溶けたりしますから。」と言われたことがあります。
激しく使っていた電気製品のACアダプタだったかが火傷するかと思うくらい熱くなっていたこともあります。
その辺りはきちんと考えて設計されているはずですから、あまり神経質にならなくてもいいのかもしれませんが、何はさておき、とにかく放熱性を良く(実際には通気性でしょうか)を一番に考えます。
二番目がひっかかりにくさ、三番目が掃除のしやすさ、四番目が見栄えでしょうか。

左側からやっていきます。
だらりと床に落ちていたケーブルを、突っ張り棒にひっかけて、机の裏に渡しました。これだけで床に付かなくなりました。


1本だけ長すぎて垂れてくると床に付くので、ワイヤーで軽く留めています。

いやまだ束ねてあるケーブルが写ってるよ、と言われそうですが、あれは束ねたままにしておこうと思います。と言うのもごくごく稀に短時間使うだけなんです。熱くなるようなら考えます。

左側はコードが宙に浮きました。
Before ⇒ After
 

右側に移ります。
ハギレの両端を縫って筒状にしそこに突っ張り棒を通し、担架のようにして机の裏に設置しています。ハギレの中にACアダプターとかケーブルとか入れ込んで垂れてこないようにしていました。
通気性がちょっと気になっていることと、ケーブルを布に入れたり突っ張り棒を設置していると入れたはずのケーブルがしょっちゅう落ちてくるので、とても難しいです。


メッシュパネルを曲げてホルダーにしようかと考えたのですが、バスケット状になっていないとやっぱり難しいと思うので、100円ショップで探してみました。
セリアにちょうど良いのが(少し小さいけど)ありました。
 
金属むき出しのバスケットと、コーティングしてあるバスケットと2つありました。コーティングは熱過ぎると溶けるということも考えましたが、金属むき出しの方は先端の尖りが少し気になったので、あえてコーティングしてある方を買いました。コーティングが溶ける前に機器がダメになるだろうしね。

バスケットのメッシュの間に突っ張り棒を通して、バスケットの中にACアダプタやケーブルを入れ込んで、机の下に突っ張って固定します。
 

こちらもケーブルが宙に浮きました。メッシュのバスケットなので布のように落ちてくることはありませんでした。バスケットにケーブルを入れるのが少し硬かったですが、入れてしまえばこっちのもんです。バスケットのメッシュの間にケーブルを通せるので、思った方向にケーブルを出し入れできるのも利点です。

下を覗くとかなりケーブルがゴチャゴチャしていますが、それはOKです。一部の人からはもっとなんとかしろと言われそうですが。
一番は通気性、つまり安全・安定が大事です。

ここまでで全体はこんな感じです。
Before ⇒ After
 

まだ床にケーブルが落ちているって?はい、あれはLANケーブルなので、これからかしめます。
LANケーブルも長いからと言って束ねたりしない方がいいです。どうしてもの場合、径を1m以上にするようにと何かで読みました。LANの品質・速度に影響が出るようです。磁界ができたら嫌ですしね。
今使っているのはカテゴリ5なので、エンハンストカテゴリ5のケーブルで作り直します。マンションの壁に入っているのもエンハンストカテゴリ5なので、ケーブルをエンハンストカテゴリ5にすればインターネットをギガにしても大丈夫になります。

ちょうど良い長さにケーブルを切断、かしめ具でかしめます。繋ぎ直しておしまいです。
みんな宙に浮きました。

と書くのは簡単なのですが、とても苦労しました。そもそもLANケーブルをかしめるのは苦手なんです。
かしめたケーブルで繋ぎなおした時、メールの受信とFTP接続はできて、Webページの表示ができないという状態になったので、ケーブルが悪いとなかなか気が付かず右往左往してしまいました。
テスターを持っていないので、配線を繋ぎなおしてはPCでチェック、を繰り返さなければならず、疲れました。
何本もケーブルを作った上、ペンチの切れが悪いようで、手がしびれてピリピリし始めてしまいました。
苦労(?)の甲斐あってなんとか終了です。
ケーブルのカテゴリを上げた事で、なんだか早くなった気がします。

これでケーブルが床に付かなくなりました。見た目は今一ですが、その分通気性も良く、掃除もしやすくなったと思います。
半年毎に机を持って部屋を移動するので、この部屋にきっちり合わせてケーブルを固定するわけにもいかず、かなりアバウトなまとめ方になりました。

ちなみに電源タップは、左は机の金具部分にマグネットフックでぶら提げ、

右は本棚にS字フックでぶら提げています。
 
タップのスイッチを切ると、全ての機器の待機電力をカットできるようにしています。もちろんPCも。
そうそう、タップに関連しているこんな記事を見つけました。
パソコンの電気代が気になる。消費電力の基本知識&節約方法を学ぼう iemo[イエモ]-間違った節約方法
修理?そんなことになった人いるの?確かにPCには内部電池が内蔵されていて、電源コードから電気が来なくなったら、内部電池の電気を使います。普通ボタン電池が使われていますが、修理ですか・・・?
立ち上げたときPCの時刻がずれていることに気が付き、ボタン電池が切れたことを知り、PCケースのフタを開けて電池を交換、時刻を設定しなおして何の問題もなく使ってます。
ノートPC(一体型もかな)の電池交換は面倒ですが(ThinkPad R31 の復活と不思議)、デスクトップは簡単(ちょっと狭い程度)、BIOSの時刻合わせも別に難しいことではないです。ボタン電池も50円くらいだし。
運が良かっただけ?PCのフタを開け慣れていて、BIOSの設定も何度も経験があるから簡単に思うだけなのかな。
確かに面倒か面倒でないかと尋ねられれば、まあ面倒だわ。