収納

なんちゃってフィラー

2016年08月06日
システムキッチンの引き出しについていた仕切りとか、食器棚についてた籠は、使うことがないのでとても邪魔になっています。
いままでは食器棚の一番上の段に置いていたのですが、できればほかの所に移動させて、食器棚にはコーヒーのストックなどを置きたいと思いました。
こんな仕切りや

棚の左上にある籠です。

ではどこに置くか・・・どこに置いても邪魔なんですよね。

でもいい所を見つけました。それは、食器棚と天井の間です。

9.4cmほどしかないのですが、設置したとき地震で倒れてこないか不安だと言っていたら「大丈夫だ。」と言いつつ父が木材を詰めてくれました。
正面から見ても分からないのですが、横から見ると木材を隠している紙が見えます。

自分でやったのではないので、どうなっているのか見える範囲でしか分かりません。脚立に上がっても見えないので、カメラで適当に撮影してみました。
 
どうやら木材は食器棚の端から端まで一杯に入っていて、途中にストッパーが噛ませてあるようです。


横の紙を取ってみると、どうやら3本入っているようです。理由は分かりませんが、蝶番で留めてあるようです。

図ってみると、仕切りと籠は木材がなければギリギリ入ることがわかりました。

とにかくやってみようということで、木材を取ってみました。
棚を揺らせてみます。危ない、大変危ないです。
食器棚は奥の幅広と手前の細長の2つで構成されていて、更にそれぞれが上下3つに分かれています。

奥の幅広の棚は天井に閊えて前へも横へも倒れることができませんが、問題は細長の棚です。この棚は横へ倒れてきます。そしてマンションの構造から、建物が揺れる方向は食器棚を横へ倒す方向です。

天井にひっかかるか微妙です。先に上下が崩れるかもしれません。

と言う事で、木材を取ってしまうことはできないことがわかりました。木材でなくても、発砲スチロールを噛ましても大丈夫かもしれませんが、何らかの対策が必要です。

木材を取ったので仕切りと籠を入れてみました。
 
綺麗に収まります。もう1つ入れたい籠があったのですが、残念ながらそれは入りませんでした。

頑張って耐震と収納が同時に叶う方法をやってみます。
食器棚の天辺を手で触ったらダボ穴がありました。これを利用して幅広棚と細長棚を連結します。
ボトルホルダーを作ったときの余りのハンガーがあったので、カットして曲げます。曲げるのにものすごく苦労しました。今回の件の一番苦労かもしれません。
2016-08-16 追記 --------
こんな方法があるんですね。メモメモ。
100均でハンギングドライネットを見つけて購入!ついでに100均グッズでランタンハンガーを自作してみました。
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手前と奥のダボ穴に嵌めるため、2つ作りました。見えはしませんが手前は手探りで手が届くのでなんとか嵌めることができました。

でも奥が~。手が届きませんでした。

写真では木材の下にかろうじて写ってはいますが。
細長棚を横へ傾けてみたところ、何とか止まるので奥は由とします。これだけでなく、木材も入れるのでまず大丈夫です。

父が入れてくれていた木材がこちら。

これをちょっと加工して入れ直します。

仕切りや籠を入れる部分に木材が3本あると入らないので、幅広と細長の両方に渡る長い木材を1本と細長棚の上に短い木材が2本くるようにします。
細長棚は木材が3本ないとかなり傾いて危ないです。
今度は棚の端から数センチ奥に木材を入れたいので、それも計算に入れてカットします。


短い2本を紐で結んでおきます。


長い木材を一番奥に、短い木材を手前に入れ、ストッパーも噛ませました。


揺らしてみると、かなり早い段階で天井にひっかりました。まず大丈夫でしょう。
もちろん仕切りと籠もばっちり入りました。
 
仕切りと籠が滑らないように耐震ジェルか滑り止めを付けようかと思ったのですが、今度は出せなくなるという嫌な予感がしたので止めました。

これで終わりかと言うと、まだ気になっていることがありまして・・・
冷蔵庫の上に上がるようになったアンが、この隙間を狙っているんです。お願いだから止めて頂戴!!!
 
食器棚に上がったこの時は棚の中から隙間に興味を持っていましたが、今は食器棚向かいの冷蔵庫上から丸見えだし、距離的にはジャンプできるのでやろうとしております。
仕切りや籠が入っていても狙っているので、隙間がないように見せなければ、多分いえいずれは間違いなく飛び移るでしょう・・・

アンが入らずとも埃と油が入りまくるので、少しでも阻止したいと思います。

家具と天井、家具と壁などの隙間に木材などを入れて隙間をなくすものをフィラーと言うそうです。フィラーを作ってみたいと思います。
と言っても、木材で作ると固定ができないので危ない、なら落ちてきても大丈夫な物で作ることにしました。
時々お世話になる、ダイソーのカラーボードです。

隙間や長さを測ってカット、1枚では薄いので、3枚貼り合わせます。


微調整しながら押し込みました。棚が少し歪んでいるのでしょうか、棚の端と中央で天井までの幅が微妙に違うようです。と言っても1mmあるかないかですが。
棚の前面と側面に入れます。

実は、こうやれば少しは綺麗に見えるからと思っていたことをやり忘れていることに気が付きました。実際に嵌めてみたら、少し長さに余裕があったので、より綺麗に見えるようにカットしました。

忘れていたのは角の処理です。3枚貼り合わせているので、そのまま直角にくっ付けると貼り合わせたガタガタの面が見えてしまいます。
なので前面に嵌めたカラーボードの奥の2枚分は横の面のカラーボードの厚みほど短くカットしました。

誰が見るのかとも思いますが、まあ手作りなので少し気を遣ったということで。

メッシュパネルを掛けている変形S字フックもダボ穴を利用していて、これがあるためにカラーボードが予定より奥になりました。
いずれはメッシュパネルを外したいという希望があるので、今はカラーボード同士を接着剤で固定していません。あまりにずれるようならまた考えることにします。白いリメイクシートを貼ってもいいかな。

これで油や埃が入りにくくなるし、アンも隙間があるって思わないでしょう(そう望む!)。

2016-08-07 追記 -----------------------------
写真が暗いので電気を点けて撮りなおしてみました。電灯にレンズを向けることになってしまうので、かえって見づらいでしょうか。