自然科学・科学技術

望遠鏡もいいけれど

2012年06月01日
数日前から望遠鏡の使い方や整備、太陽投影板の作成に夢中になっていますが・・・
金星の太陽面通過(日面通過)をどこで観るか、も大いなる問題です。

一番お手軽で負担が少ないのは自分の家のバルコニーで観ることですが、果たして観られるのか?
金星の太陽面通過は7:10頃~13:50頃までです。今日は実際にバルコニーに望遠鏡を出して調べてみました。

結果は・・・ 7:10~12:30頃まではマンションの壁に沿って動いていくという感じで、ギリギリ捉えることができます。

父母の家では、朝が無理だろうと思われます。

マンションの屋上にも上がってみました。朝少し建物が邪魔かもしれません。おそらく10時ごろからはバッチリでしょう。
ただ、屋上は子供の遊び場になっていて、8時~17時までは開放されるのですが、それ以外の時間の利用になるので、管理組合に相談しなければいけません。
子供が来ることを考えると、望遠鏡をそのままにしてその場を離れるわけにはいきません。もし誰かが覗いたら失明してしまいます。かと言って、いちいち外して持って降りるのは面倒です。
その上、日光を遮る物が何もないので、カンカン照りでした。私が耐えられない・・・

父の車が使えれば移動もできるのですが、当日は使う予定があるとかないとか。そうなるとマンションか父母の家周辺のみということになります。

散々考えた末、捉えられる間(12:30頃まで)はバルコニーで、それ以降観たければ屋上へ上がるか地上へ降りるという方法でやってみることにしました。

日面通過の始まりと終わりには【ブラック・ドロップ効果】が観られるというので、もし日面通過の始めに観ることができなかったら、終わりを移動してチャレンジしてみようと思います。
私の望遠鏡やカメラで観られるのかどうか分かりませんが。
ブラックドロップ現象
ブラック・ドロップ効果 - Wikipedia