ミミ(耳)

胸水症と診断される

2014年03月05日
2014年4月13日、17年一緒に過ごした猫が天国に逝ってしまいました。
最期の闘病生活期間と猫を失ってからしばらくの間ブログが書けずにいました。1ヶ月以上経った今でも思い出すと涙が止まりませんが、私の経験が闘病中のペットやその飼い主さんの役に少しでも立てればと思い、体験を書くことにしました。

そんな事情で過去に遡って書いています。日付は書いている日ではなく出来事が起こった日です。ブログではこの方が分かりやすいかと思い、そのように書きます。
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猫の名前は耳(以下ミミ)。我が家に来たとき、痩せていて耳が妙に大きく目立っていたのでミミになりました。

6:00頃、ミミがまた痙攣を起こしました。3/1に起こした痙攣です。
ね、猫が!!!

今度は落ち着いて対処できました。噛まれないように声を掛けながらさすってやりました。
しかしこの日は痙攣の後、息の荒さが落ち着かなかったのです。数時間経っても息が荒いままなので獣医さんへ行きました。聴診器で診察してくださいました。かなり広範囲で心音が聞こえるので、胸水症に間違いないだろうとのことでした。

水を抜くのが一時的ではあるけど一番効果的だということですが、数日しかもたないだろうということでした。お別れの時が近づいて来ている、治るというものではなく、対処療法しかないということでした。
胸に針を刺すので暴れるかもしれない、そうなると沈静しなければいけないのだけど、17歳となると沈静自体が危険を伴う、とも言われました。

水を抜く以外に、酸素吸入器を紹介してくださりました。レンタルできるそうです。

決して勧めるわけではないのだけど、安楽死という方法も・・・とのことでした。

一旦獣医さんを出てから散々悩みました。水を抜くと1ヶ月いえ半月くらいはもつのであれば抜くことも視野に入ってくるのですが、2~3日ではかえってミミがかわいそうだと思いました。

では酸素吸入器はというと、ミミは私の布団大好きっ子、布団を干していると干している間中不安げに鳴いているような猫なので、布団ごと入れられないのなら到底無理です。

結局このまま見守るということにしました。明日獣医さんに電話します。
この日はかなりショックで、獣医さんの待合スペースで茫然自失、別の世界へ行ってしまいました。
帰りの車の中で涙が止まらなくなりました。

獣医さんによると、痙攣が起こるのは電解質異常が原因だから、Naの入った物を食べさせるようにとのことでした。それには猫用ではなく、人間用の魚とか肉の缶詰がお勧めだというアドバイスをいただきました。自分が全く食べないので思いもしませんでしたが、なるほど人間用の缶詰もあります。

帰りに買って帰って食べさせ始めました。