メンテナンス

キッチンシンク やっちまった・・・

2017年04月18日
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)からクエン酸に切り替えてシンクの掃除をする、ところまで前回書きました。 ⇒ キッチンシンク 水垢を何としても取る!

クエン酸で掃除と言っても、一般的な濃度では水垢はピクリともしません。特にキッチンシンクのようにこびり付いている複合水垢には蚊が刺したほどにも効果がないです。
で、使うのが濃いクエン酸水です。飽和溶液に近い濃度を使います。ここまで濃いと、さすがの水垢もジワジワ落ちます。

なんですが、やっちまったのは、まさにクエン酸です。ほぼ汚れも落ちたし、そろそろ濃いクエン酸もやめよう、と思っていたある日、ついいつもの癖で掃除し始めてしまい、まあじゃあ今日までねと思ってしまったのです。そして掃除の途中でついウトウト。これがいけなかった!!!

はい、こうなりました。
 

うわああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、撃沈・・・・・・・
足の震えが止まらず、立ち直れないかと思いました。
表面の薄皮がペロッと剥がれてしまった感じに黒くなっています。
比較的安全と言われているクエン酸でも、長時間だとこうなります。みなさん、絶対途中でウトウトしてはいけません!!

どうにもならないとしても、もう少し目立たなくできないものか。
ネットで検索です。

こういうのを酸焼けと言うそうです。

更に検索・・・

ステンレスシンク磨き・シンク再生研磨について
フムフム、私と同じ失敗をしている人、結構いるんですね。
そして
『当店では、酸焼けしてしまったステンレスシンクの改善のご依頼も多いですが、ほとんどの場合はきれいになりますので、ご相談下さい。』
うおおおお! 一気に元気が出ました。神様のお言葉のように感じたことは言うまでもありません。
困っているときに笑顔で「私たちにお任せください」と言われたら人は喜んでお金を払う、つまり問題解決のためには人は喜んでお金を払ってくれる、というのはビジネスではよく言われていることです。身をもって体験しました。勉強になりました。

しかし、プロに頼むとしても、家の近くでいい業者さんっていらっしゃるの??どうやって探そうかな。

更に検索。

酸焼けして黒く変色したステンレス浴槽を研磨して再生!
自分で研磨しておられる方発見。でも研磨して大丈夫かな。

株式会社スチール | おしえてステンレス!!
そうなのね!化学系出身なのに知らなかった。酸化皮膜(不動態皮膜)は知っていましたが、それとステンレスとが全く結びついていませんでした。いやあ面白い! 酸焼けさせる前に勉強しろって声が聞こえてきそうですが・・

別にプロの仕上がりを期待しているわけではないですし、酸焼けしたところが目立たなくなり、あわよくば水垢も落ちれば嬉しいので、自分でチャレンジしてみようかな。

そして次回はステンレス研磨にチャレンジします。水垢落としの時、サンドペーパーで研磨する勇気が持てませんでしたが、ここにきてチャレンジすることになりました。