メンテナンス

襖の上に障子紙を貼る

2016年11月10日
障子の張替えた続きにやる予定だったのですが、伸ばしに伸ばしてしまっていた襖への重ね貼りをしました。
襖の張替えは難しいので、今ある襖紙の上へ重ね貼りします。


障子同様10年以上経っているので、経年で変色してしまっています。
糊か何かが浮き出してしまっているし、樹液のような物も出てきています。
 

襖張替えの職人さんも激減していて、いつまで頼めるかわからないので、いずれは張替えの要らない戸にしたいのですが、それはアンが落ち着いてからにします。
襖へ飛びついてくれるので(⇒もっと難しい所へ!)、今きちんとしてもアンの爪でやられることは目に見えています。

貼るのはこちらのの若葉です。
楽天

障子紙なので、アンの爪が当たれば一瞬で駄目になると思いますが、覚悟の上です。

今回は重ね貼りなので、襖へテープで貼り付けます。襖が経年変色しているとは言え、一応剥がすことも考えて、マスキングテープの上に両面テープを乗せて貼っていきます。

右側の襖のようにテープを格子に貼ります。
引手の周りにも少し貼っておきます。

ここからは障子の張替えと同じです。 ⇒ しっかりしていて、難しい事と易しい事

障子紙を表を内側にして巻いておき、襖に障子紙をテープで仮留めします。


仮留めを外さないように、一旦障子紙を反対側に移動させます。


両面テープを剥がし、障子紙の巻きを外しながら貼っていきます。両面テープを少しずつ剥がして貼っていく方が簡単だと思います。
貼ったらしっかり貼り付けて、上下の要らない部分をカットします。


本来は左右の要らない部分もカットするのですが、アンの爪から桟を少しでも守るため今回は裏側へ折り込んで留めます。
 

引手は外して障子紙を入れ込む予定だったのですが、硬くて外れない物もあり、引手に傷が入り始めたので無理はせずカッターで円形に切るとにしました。


押入れ、天袋の襖に貼って完成です。


ずっとやらなければと思っていたので、すっきりしました。直ぐにアンが破くだろうけどね~。

・・・全て貼り終って思い付きました。アンの爪が当たる部分へPPシートを入れたらどうだろう?
ということで、少し剥がしてPPシートを挟んでみます。
余っていたPPシートを縁の幅より少し狭目にカットします。


襖の裏側へ折り込んで留めていた障子紙を剥がして、両面テープで障子紙にPPシートを貼ります。PPシートは両面テープではつかないのですが、ずり落ちない程度についていればいいので今回は両面テープを使いました。縁はマスキングテープでも剥がすとき傷むので、障子紙側にテープで留めました。
 
アンの爪が当たるのは、向かって右側の上の方なので、その部分にPPシートを当てています。
剥がした障子紙を再度貼ります。
木製の縁が守れれば由とします。これ以上傷が付かないことを祈ります。


押入れと向かい合わせにある障子は桜吹雪を貼っています。冬の間過ごす部屋なので、少しでも暖かく感じられるように春をイメージしています。
なのですが・・・すでに大穴が開いてます。アンがカーテンレールへ飛び乗るとき足の爪が当たるんです。ああ・・

お店でランチョンマットとして出された紙を家に持ち帰っていた物があったので、応急手当で貼ってみました。見た目が良くないので障子を張り替えようかなぁ。