暮らし

洗濯洗剤と痛み

2016年04月30日
マンションに引越ししてから、少しでも静電気が起きると服が触れている部分の肌にとてつもなく痒みが起こるようになっていました。
静電気が起こらなくても何となく痒いのですが、静電気が起こると服を着ていられなくなることもしばしばでした。
真冬でも綿ばかり、静電気が起こらないように気をつけていたのですが、全く摩擦を起こさず生きるのは無理なわけで。

本気でなんとかしなければ、本当に着られる物がなくなってしまうと思い、色々試してみることにしました。

学生時代や父母の家にいた頃はこんなことはなかったので、まずは出来る限り元に戻してみることにしました。

引っ越してから洗濯洗剤はずっと液体洗濯用石けんを使っていたのですが、粉末合成洗剤に戻してみました。
すると・・・痒みはピタリと治まりました!
それは良かったのですが、合成洗剤で痒みが治まるって普通逆じゃあないかな。合成洗剤で痒くなり、石けんで治まるのなら、腑に落ちます。

次に液体合成洗剤を試してみました。すると、痒いです。酷いときは服に棘が生えたようで、痛みすら感じます。

ネットで調べてみたら、
液体洗剤はアルカリ助剤が入れにくいから汚れ落ちが悪い、
粉末は助剤が多く入っているので汚れ落ちが良い、
ということが分かりました。

ならばということで、液体合成洗剤に助剤としてセスキ炭酸ソーダを入れて洗濯してみました。
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まずは用途に書いてある量を入れてみました。結構気持ちよく着れました。静電気が起きていても服を脱いでバチバチいうまで全く気が付きませんでした。
次にセスキ炭酸ソーダを少しずつ減らしてみました。初めに入れた量はセスキ炭酸ソーダだけを洗濯に使う場合の量なので多いかもしれないからです。すると、痒いです、痛いです。
助剤としてではなく、セスキ炭酸ソーダだけで洗濯もしてみました。これまた痛いです。

今度は炭酸ソーダを助剤に使ってみました。
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炭酸ソーダもセスキ炭酸ソーダと同じ結果でした。

柔軟剤の代わりにクエン酸を入れたらふんわり仕上がると書いてあったので、入れてみたのですが、痛いのなんの。
どうやら助剤を入れてアルカリ性にするのがいいみたいです。

粉末の石けんも試してみたかったのですが、少量の物が見つけられず、今のところ試せていません。
粉末石けんより液体石けんの方が使いやすくもあり、少量の扱いもあるので、今の洗剤がなくなったら、もう一度液体洗濯石けん+助剤で試してみようかと思っています。

原因が分かるまで10年・・・痒かったです。
これで着られる繊維が増えたらいいなぁ。