読書・本

読書は1冊のノートにまとめなさい まとめと活用

2012年02月28日
今日は昨日の続き、【読書は1冊のノートにまとめなさい】のノートのとりかたと活用編です。

著書には、ノートをとるようにすると
 1. 気になるページを折りながら読む
 2. ペンでマークしながら読む
 3. ノートにまとめながら読む
と3回は読むことになるとあります。
私もノートをつけるようになって、確かに2~3回読んでいます。
借りた本だと、ページを折ったり、ペンでマークをつけることはできませんが、栞や付箋などを利用することで、近いことはできるようになります。

ノートをつけたり、まとめたりするためには、理解しなくてはいけないので、おのずと熟読しています。もしかしたら、国語の入試問題より熟読しているかも・・・

著書には、自分には不要と感じた箇所はさらっと読んだり、読み飛ばしてよいよとあります。
一冊の本から得られたことがたった一つだったとしても、読んだ価値はあると聞いたことがありますし、興味がない箇所はざっとでも確かに良いのかもしれないですね。
心に残った箇所をノートに写し、自分の感想や考えをその下に書き加えるのだそうです。

私が読む本は実践系の本ばかりなので、ノートにはこれは実践すべきだと思ったこと、著者のやり方のまとめを中心に書いています。
感想や考えたことはブログに書いていました。たくさんの文章をノートに書くのは辛いので。
また、ブログに書いておくと、全文検索が可能になるのも理由の1つです。
これあまり自分に関係ないかなと思ったら、章・見出しのみノートに書いています。後であれはどの本に書いてあったっけ?に対応するのも目的の1つだからです。

本を読むだけでなく、これはと思った箇所を抜書きし、自分の感想や考えをノートに書いていく。特に自分の感想や考えをまとめていくことが、アウトプットに繋がっていくとのことです。
これは読書からの情報だけでなく、色々な情報にも言えます。

ノートとは直接関係ないかもしれませんが、印象に残ったのは、『人に教えるためにはあやふやな箇所を潰し、体系的に学ぶ必要がある』、という箇所です。
とても共感します。
仕事でメールをやり取りしていると、時々、○○について教えてください、とおっしゃる方がおられます。よく分かっているだろうと気軽に聞かれているのだと思います。
嫌なわけではありませんが、人に説明するためには少しでも曖昧な箇所があるとできません。自分で使う分には問題なくても、他人への説明となるとそうはいきません。
説明の文章を作るには、ちょっとしたものでも何時間もかかっていることをご理解いただきたいです。たいした説明ではないのに、下手すると半日かかることもあります。時間がないときはできない作業です。なので、教えてくださいと言われても、申し訳ありませんがお断りすることもあります。

上手に情報を活用しておられる方は、みんなメモやノートが上手だと感じます。

私はノートに付け始めたばかりです。これからどう活かしていくかが課題です。

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