派遣の仕事

なぜなぜ分析

2013年02月17日
こんな記事見つけました。
記者の眼 - 「なぜ」が足りないのを、意識の低さのせいにするな:ITpro

以前行っていた派遣(紹介予定)先企業が、このまんまでした。
なぜそんなことが起きたか全く分析しない、することと言えば犯人探しだけ。人の出入りも激しかったです。私も契約期間が終わったら早々に退散しました。

私は自分がミスしたとき、なぜそんなミスをしたのか、どういった状況でやってしまったか、を分析して覚えておくようにしています。そうすることで、同じような状況になったとき再度ミスしないように気をつけることができます。自分がミスしやすいパターンを1つでも多く見つけることができれば次に活かせます。
この会社でも同じように分析していたら、とても嫌な顔をされました。

何か事が起こったらすぐに『誰がやったんだ』となる会社でした。なぜそうなるのかを考えないから、何度でも同じことが起こります。その度に『誰だ』、そして『あいつは駄目な奴だ』です。仕事の進め方や取り決めに問題があるのに、全て『人』のせいでした。
その上、犯人間違えていることもありました。

仕様や伝達事項をきちんと伝えないから、後でトラブルになることもしばしばです。自分がどう指示したかも忘れて、後で『そんなことやってたの』ってことも。あんたがこの方法でやれって言ったんでしょうが・・・
口を開くたび仕様がコロコロ変わるので、いちいち確認したら、『どうして確認しなければいけないんだ』って、あんたの言うことがいちいち変わるからでしょうが・・・

こんなことが少なくとも一日一回は起こってました。多いと3~4回はあったかな。
その会社の正社員で、これから会社を良くしていこう、というのであれば苦言を呈したかもしれませんが、紹介予定とはいえ派遣で、とてつもないエネルギーを使って敢えて苦言を言うことはありません。別に会社を良くしなければいけない立場ではないので。

こうやってドンドン人が離れて行ってました。初めは派遣や紹介予定派遣で働かせ、その後正社員にという考えの会社だったので、正社員になる前に離れる人も多かったです。社長が『うちの会社は人の回転が速い』って言ってましたから、出入りが激しいことだけは自覚があったようです。

あの会社だけではないんですね。泥沼の会社って。