ミミ(耳)

ね、猫が!!!

2014年03月01日
昨日、毎日の猫への注射を買いに獣医さんのところへ行ってきました。
体重がわずかに減っていましたが、注射を始める前よりは増えているのでOK、このままやっていきましょう、ということになりました。

今日は安心していたのですが・・・
12:00直前、突然猫が苦しみ始めました。サスペンスなどで毒を飲まされ、喉を掻き毟る演技がありますが、あんな感じです。後ろ足で喉の辺りを引っかく動作をしていました。
あまりの苦しみように、こちらもびっくり仰天です。

てっきり何かを喉に詰まらせたのだと思い、背中をトントン叩いてみました。完全に飲み込むか吐き出すかしてくれれば取り合えず気道は確保できます。

しばらくするともがき苦しむのは落ち着いたのですが、息が荒くよだれも垂らしています。
もし異物が取れるならと、口を開けさせ舌を指で押させてみたのですが、素人にはわかりません。
すぐ父に電話して車を借りる手配をし、獣医さんへ直行しました。

獣医さんへついた時は、息も落ち着いていました。

すぐ診てくださり、異物を詰まらせたのではないことがわかりました。

尿毒か脳波異常だろうということで、血液検査をしてもらいました。
結果、尿毒ではなさそうということになりました。
おそらく人間で言うてんかんだろうということになりました。

頻繁に起こるようなら薬もあるけど、肝臓に負担がかかるのでできれば投与はしないほうがいいとのことでした。もう100歳近いおばあさんだし、きつい薬は気になります。

とにかく様子をみてみましょう、ということになりました。
発作が起きてもできることはなく、猫の気持ちが落ち着くようにしてやることくらいしかないようです。
ただ、脳波の異常なら興奮していることがあるので、噛まれないようにとのことでした。私、猫の口に指を突っ込んだんですけど・・・

家に帰り、発作が起きないことを祈りながら見守ります。
こちらの気持ちが落ち着いてから思い出すに、初見では引き付けていると感じたことを思い出しました。
まず目に入ったのが体を不自然に曲げて苦しんでいる姿です。
次に後ろ足をバタバタさせました。ここで私が異物を飲み込んだと思い、猫の体を片手で起こしてもう片手で背中を叩きました。
その次はよだれを垂らしながら『ワオォワオォ』と鳴いて、助けを求めるような目で私の方を見ました。
やっぱり引き付けだったのだと思います。

更に時間が経って思い出したのですが、去年11月頃から、体がピクピク動いていたことを思い出しました。筋肉が勝手に動くことはありますが、それとは明らかに違っていました。
耳が少しジクジクしているようで、耳を掻いたり頭を振ったりよくするようになったので、その関係だと思っていました。時期がちょうど重なっていたし。
今思えば、あれは小さな発作だったのではないかと思います。
気が付いていれば獣医さんに相談していたのに・・・思いもしませんでした。

猫にとっても天変地異だったと思いますが、私にとっても天変地異でした。
人間のてんかんも見たことがなく、全くの初めてだったので、本当に度肝を抜かれました。
もう発作が起きないことを祈るばかりです。
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