アフィリエイトの簡単帳簿

アフィリエイトの申告の種類

2007年09月26日
申告の種類は2種類あります。白色申告と青色申告です。

雑所得は白色申告だけです。
事業所得は白色申告と青色申告の2つがあります。
更に青色申告には、10万円控除(現金式簡易簿記による記帳)と65万円控除(複式簿記による記帳)の2種類があります。ちなみに白色申告には控除はありません。

ここで、控除ですが、所得(収入-必要経費)から控除額を引いた金額に税金がかかってくる、ということです。つまり、節税効果は白色申告<青色申告(10万控除)<青色申告(65万控除)となります。

そうなると、青色申告(65万控除)で納税したいと思うのが人情ですよね。青色申告(65万控除)は事業所得のある人(不動産所得の場合は事業規模が大きくないと駄目ですが)なら誰でもできます。
ただ、事前に税務署へ届出て、承認されることが必要です。
そして、毎年きちんと申告し、帳簿もきちんと付け、書類も一定期間保存しておかなければいけない義務が生じてきます。もしルールを破れば、当然罰(追徴課税、青色申告の取り消し)があります。

義務といっても、きちんとしておけばなにも恐れることはないルールです。アフィリエイトをはじめたら、ぜひ青色申告を申請して、賢く節税しましょう。青色申告の節税効果は控除額だけではなく、もっと色々あります。

さて、ここで2つの青色申告についてです。控除額が違うと言うことは、当然控除額が大きい65万控除の方がより厳しい基準があります。厳しいと言っても、記帳する簿記が正式な簿記になり、確定申告の際提出する書類が1つ増える(貸借対照表)だけです。
10万控除は現金式簡易簿記、65万控除は複式簿記(正式簿記)による記帳になります。
現金式簡易簿記はいわゆるお小遣い帳をちょっと延長したような簡単な簿記です。
複式簿記は初心者には確かに敷居が高いように思います。

でもアフィリエイトの場合、記帳のパターンはある程度決まっているので、そんなに恐れる必要はありません。

現金式簡易簿記は手でも書けますが、複式簿記は手で書こうとするとかなりしんどいと思います。ぜひ会計ソフトを利用しましょう。大抵の会計ソフトは確定申告に必要な、損益計算書、貸借対照表も自動で計算してくれるはずです。

一般の会計ソフトは複式簿記がわかっている人が手間を省くために使うことが前提となっているようですが、【アフィリエイトの簡単帳簿】は複式簿記の詳しい知識がなくても、できるだけ簡単に帳簿をつけようというソフトです。お小遣い帳をつける感覚で、複式簿記をつけよう!というものです。


※前々年分の不動産所得と事業所得の合計が300万を超えた場合は、現金式簡易簿記での記帳は認められていません。300万以上になる場合は複式簿記で記帳します。


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アフィリエイト 税務調査が入る前に きちんと申告、賢く節税